コルドバのローマ橋を散策し、14世紀の壮大な建築を堪能

スペイン南部のコルドバを訪れる際、人気のあるモスク建築のカトリック教会を見学するだけでなく、旧市街の無料観光スポットであるグアダルキビール川に架かるローマ橋も散策します。この橋はサン・マルティン橋とも呼ばれ、コルドバの重要なランドマークの一つです。 ローマ橋は14世紀初頭に建てられ、その壮大なデザインで有名です。巨大な円形の橋脚、複数のアーチと塔があり、天使の翼と頭上の光輪が明確に見えるサン・ラファエル像もあります。これらのアーチと塔はローマ風の建築特徴を持ち、当時の工学技術とデザインスタイルを示しています。 ローマ橋は単なる交通橋ではなく、防御施設でもあり、橋の両端には要塞と城門があり、敵軍の侵入からコルドバの街を守っていました。現在では観光スポットとなっていますが、橋には日陰がないため、正午の時間帯には熱中症に注意が必要です。