川蔵南北線自動車旅行（32）「中国博物館の町」- 安仁古鎮。

川蔵南北線自動車旅行（32） 「中国博物館の町」- 安仁古鎮 四川雅安~成都 2024年9月30日 成都の天気は曇り、気温14~22度、G5京昆高速道路-S8成名高速道路。 今日は雅安から成都に来ました。高速道路を走り、午前中に大邑県に到着しました。成都周辺には多くの人気観光地がある繁華な地域ですが、ひっそりと静かな古鎮が隠れています - 安仁古鎮です。 安仁古鎮（5A級）は、「中国歴史文化名鎮」「国家園林都市」「全国初の特色ある町」などの称号を持ち、中国博物館協会によって唯一「中国博物館の町」と命名されました。 その中心部の景区面積は3平方キロメートルで、公館老街、劉氏荘園博物館、建川博物館群の3つの主要な観光資源があります。時間の関係で、私たちは安仁古鎮の歴史を代表する公館老街のみを見学しました（図1）。 国内の「古鎮」は一般的に3種類あります。1つ目は、手を加えていない原住民のいる本物の古鎮で、安井古鎮のようなものです。2つ目は、新しく建設された純粋に商業目的の模倣古代建築群で、奢香古鎮のようなものです。3つ目は、古い建築物を保護的に開発し、古さを保ちながら修復し、原住民はすでに移住している古鎮で、安仁古鎮がこれに当たります。 安仁古鎮は、「仁者安仁」（仁者は仁に安んず）という古い教えから名付けられ、約1400年の歴史があります。古鎮の建築様式は、川西の民族的特徴を持ちながら、ヨーロッパ風のロマンティックな要素も融合しています。青レンガと黒瓦の間から古めかしい香りが漂い、「明清建築の博物館」と呼ぶことができます。その代表的なものは、全国最大規模で保存状態の良い中西折衷様式の旧公館群27棟で、古鎮の公館老街の両側に位置しています（図2）。これらの公館は劉氏一族の輝かしい歴史を物語るとともに、当時の社会の変遷を証明しています（図3-7）。 劉氏荘園博物館（劉文彩地主荘園）（図8）。 国内の有名な個人コレクター、樊建川氏の名を冠した建川博物館群（図9）。 今夜は成都（標高460メートル）に宿泊し、明日は周辺を回った後、空港方面に向かう予定です。