合肥シャングリラ（100軒の高級ホテル巡り1/100）。

合肥のシャングリラの立地はごく普通で、通りに面した窓から見えるのは道路向かいの高層ビルだけで、特徴的な建物やランドマークもありません。周辺には観光スポットもなく、おいしいレストランも少ないです。合肥は典型的な観光都市ではないため、このホテルはビジネス利用向けに位置づけられています。 合肥シャングリラは他のシャングリラとあまり変わりません。ロビーに入ると特徴的な香りがし、ロビーには古典的なシャングリラスタイルが使われています。チェックインの列はやや遅いですが、サービスの質は高く、エレベーターや階段のデザインはシンプルでモダンです。客室に入ると、相変わらず豪華で、古典的なシャングリラの家具やベッドの背後の壁が印象的です。 リビングは約40平方メートルでかなり広々としています。ベッドサイドにUSBポートはありませんが、無料の飲料水（氷露）が2本用意されています。お茶はZestaの3種類、コーヒーはDouwe egbertsの通常版とカフェインレス版が提供されています。 バスルームはそれほど広くありませんが、TOTOの設備が使用されています。洗面台の上の小さな時計は、お客様が入浴時に便利です。トイレにも氷露の飲料水が用意されており、うがいに使えます。アメニティは標準的なシャングリラの小さな緑色のボトルです。お湯も問題なく、長く待つ必要はありません。 朝食は標準的な中華・洋食のビュッフェで、安徽省の地元料理はあまり見られませんでした。もっとも、私も安徽省の特色料理についてよく知りませんが、臭鮒魚は朝食には適していないでしょう。ただし、淮南牛肉湯があったのは、数少ない特色の一つかもしれません。 チェックアウトも同様に遅く、急いでいる人も少し待つ必要があるでしょう。総じて、合肥のシャングリラは特に問題はありませんが、際立った長所もありません。ビジネス出張なら選択肢の一つになりますが、トランジット滞在での利用はお勧めしません。