大澳 —— 現実的で自然な漁村。

今回で3回目の大澳訪問です。10年以上前の最初の訪問は船で、2回目は昂平に行ったついでに大澳に立ち寄りました。今回は東涌からバスで直接来ました。虎山展望台と龍巖寺は今回初めて訪れました。 新基大橋に沿って進むと、棚屋エリアから徐々に離れていきます。多くの観光客は通常、同じ道を引き返しますが、私はそのまま前進することにしました。10分ほど歩くと、景色が美しい龍巖寺に到着し、これで大澳漁村を一周したことになります。完璧です！ 勝利香蝦廠では、とても原始的な製造道具や、ずらりと並んだエビの磚を見ることができました。製品も豊富で、エビ味噌、エビペースト、銀霞XO醤、オイル漬けの塩漬け魚、干しエビ、塩漬けの魚などがあり、価格も手頃です。 大澳はかつて香港の主要な漁港であり、駐屯地の町でもありました。また、100年にわたり漁業と製塩業の中心地でもありました。現在の大澳には駐屯地はなく、静かで穏やかな小さな漁村が残っているだけです。地元で作られた塩漬けの魚とエビ味噌は絶品です。 正直なところ、大澳が本来の姿を保っているのは非常に賢明だと思います。なぜなら、独自の特色を持つものだけが本物だからです。観光客の方々には、大澳を訪れた後、「ここは中国、香港、大澳であり、どこかの「XXベニス」ではない」ということを覚えておいてほしいと心から願っています。