辺境の町はどこなのか——茶峒！洪安！。

📜📜📜長い間、沈従文の小説『辺城』は鳳凰古城を描いたものだと思っていました。小説を読んだ時、その文章に深い印象を受けましたが、本に描かれた辺境の町については具体的な印象がありませんでした。今回、洪安古鎮を訪れ、民宿にあった『辺城』を再び読んでみて、実は辺境の町が茶峒古鎮を描いたものだと初めて知りました。洪安古鎮の対岸が茶峒古鎮で、その間には清水江が流れています。洪安古鎮は重慶市の最南東に位置する秀山県内にあり、古鎮には「三不管」と呼ばれる小島があり、重慶、湖南、貴州の三省がここで交わっています。一方、茶峒古鎮は湖南省湘西土家族苗族自治州花垣県に属しています。 📜📜📜私は洪安古鎮に一泊し、二つの古鎮を巡り、『辺城』に書かれている手漕ぎ渡し船に乗り、沈従文の旧居を見学しました。この古鎮はとても文芸的で、民宿には沈従文の小説やエッセイが用意されていました。 📜📜📜私の印象を話しますと： 1、二つの古鎮のうち、洪安古鎮の方が静かで、茶峒古鎮の方がにぎやかで商業的な雰囲気が強いです。沈従文の旧居は茶峒古鎮にあります。両方の古鎮でゆっくり散策できます。二つの古鎮は石橋でつながっており、徒歩で橋を渡ることもできますし、手漕ぎ渡し船で川を渡ることもできます。手漕ぎ渡し船は川を渡るだけでなく、川下りもできます。料金は異なりますが、私は川下りの方が景色も良く、より面白いと思います。 2、ここは劉伯承、鄧小平が率いる解放軍が解放戦争期間中に大西南へ進軍する際の重要な指揮所でした。二つの古鎮には多くの革命関連の観光スポットがあります。 3、古鎮の「角角魚」は非常に有名です。角角魚は黄辣丁のことで、特に洪安古鎮の九龍老魚荘の味はとても良かったです。