絳県太陰寺：全国最大の一木彫りの寝仏がある場所

太陰寺は、南を向いて北を向いているか、または貴族の女性専用であるために名付けられたと伝えられています。場所は僻地にあり、寺院は大きくありませんが、国内ではめったに見ることのできない貴重な宝物があります！ ⏰：8:00-18:00 💰：無料 🏛：山西省絳県衛荘鎮張上村 📍：第五批国保ユニット 🌟：木彫りの寝仏 太陰寺碑 太陰寺、通称寝仏寺、北魏時代に創建、唐代に拡張、金代に大殿を再建、元明清代に修繕。現在、大殿だけが金代の遺構で、他はすべて新築です。 大殿の扁額は巨大で、「大雄之殿」と名付けられ、他の地方の大雄宝殿の表記とは異なり、全国では珍しい。大殿は幅五間、奥行き六間、単層の懸山屋根、内部は「減柱法」を採用、大殿全体を見ても柱はほとんど見えず、寝仏の後ろにだけ四本の金柱が残っています。 寺全体のハイライトであり、全国最大の一木彫りの寝仏は大殿内の仏帳の中にあります。寝仏の体長は4メートル、一木金身の釈迦牟尼涅槃寝像、袈裟を着て、形状は端正で、表情は安らかです。この仏像の頭上の螺髪は、一粒一粒がはっきりと見えます。顔は四角く、丸みを帯びており、目は「偽寐」「座禅」の時のように、半開き半閉じています。右手は曲がっており、右側の頬を軽く支えています。頭部はわずかに上向きで、45度の角度で天を見上げています。左手は、まるで衣袖を軽く持ち上げているかのように見え、また、脚の上に軽く置いているかのように見え、非常に自然に見えます。また、木彫りの神龕の中には、明代洪武年間に描かれた貴重な木板壁画の一組が完全に保存されており、葬儀の場面を描いており、非常に珍しいです。 大殿内には元代の壁画と彩塑があったが、残念ながら民国時代に人々に盗まれてオランダに売られ、仏像は体だけが本物で、頭は民国時代に補修されたもので、賞賛することはできません。 寺内の「雕藏経主重修太陰寺碑」も宝物で、国家図書館の鎮館の宝「趙城金藏」と関連があり、碑文には「趙城金藏」の彫刻の起源、発起人、彫刻地、彫刻過程で起こったいくつかの事柄が詳細に記録されています。「趙城金藏」は、我が国の最初の宋代木版印刷の大蔵経「開宝蔵」の版式を基準に、版を刻んで印刷した大型の経蔵で、金代に彫刻され、山西省趙城県（現在の臨汾洪洞県）広勝寺で発見されたため、「趙城金藏」と名付けられました。 寝仏の隣の法澍和尚の像は非常に写実的で、まるで本物の人間のようで、彼が座っている椅子は古いもので、非常に珍しいです。