講武堂&翠湖&南屏街

11時10分に西双版納駅から昆明駅に高速鉄道で到着し、荷物を民宿に置いてすぐにタクシーで翠湖へ向かいました。途中で地元のタクシー運転手の陳さんに出会い、大観篆新農貿市場を熱心に紹介してくれました。朝早くそこで朝食を食べてから滇池に行くことを勧められました。そこは人気のスポットで、食べ物や特産品が特に豊富だそうです。また、講武学堂が翠湖の西門にあることも教えてくれました。 幸運にも、講武堂の最後の見学時間に間に合い、遠征軍の功績、講武堂の名将、そしてヒマラヤ越えルートの物語を学びました。特別な時代に国と民のために命を捧げた英雄たちに、敬意の念を抱きました。 講武堂を出て、翠湖の西門から入場しました。翠湖では椿の展示があり、ピンクや真っ赤な椿が子供の頬のように愛らしく咲いていました。木蓮が満開で、雪のように白く、玉のように紫色で、まるで小さな鳩が枝に止まっているようでした。小さな蜜蜂も寒さを恐れず、花の間を飛び回っていました。さすが春の都市です！ 最も面白かったのはリスです！椿園に入るとすぐ、カップルが上を見上げているのに気づきました。何か美しい景色かと思い近づいてみましたが、何も見えません。突然、姉が「見て、リス！」と言いました。塀の上に灰褐色の小さな影が素早く動き、走ったり止まったりしていて、カメラで捉える間もなく、あっという間に向こう側の木の枝に飛び移りました。よく見ると、口に白い木蓮の花をくわえていて、小さな花泥棒だったのです！前後に動き回り、とても得意げでした！しばらくすると、また戻ってきて別のリスと合流し、枝の間を上下左右に動き回っていました。さらに奥に進むと、この可愛らしい小さな精霊たちが椿園のあちこちで見られました。彼らは特に木の枝の間で遊ぶのが好きで、多くの観光客の目を引きつけていました。聴鶯橋の下では、1匹のリスが枝に座って何かを食べていました。手で口元を支え、口だけが動いているのが見えましたが、何を食べているのかはわかりませんでした。陽光が体に降り注ぎ、茶色の毛並みがつやつやと輝いていました。私たちの注目を恐れるかと心配しましたが、まるで人がいないかのように、まっすぐ前を向いて枝に座り、美味しそうに食事を続けていました。美食の魅力は抗しがたいものです！なんて可愛らしい！ 湖畔を散歩すると、湖面がきらきらと輝き、寒さを感じさせます。夕日が湖面に金色の光を散りばめ、対岸の大きなプラタナスや名前の分からない木々の影が波間に揺らめき、湖の景色が五色に輝いていました。 公園内では多くの観光客が静かに散策し、時折若者や子供たちのおしゃべりが聞こえましたが、すぐに公園の雰囲気に溶け込んでいきました。6時を過ぎ、辺りが暗くなってきたので、聶耳広場と楊麗萍ブランドの雀云裳を訪れました。脇門では蝋梅の清らかな香りが漂い、見上げると梅の枝が斜めに伸び、金色の蕾が枝先で香りを放っていました。 南門から出ると、正門の近くに鮮やかな花が咲き誇り、2羽の美しい孔雀が長い五色の尾羽を引きずりながら、花の間や湖畔に立っていました。金色に輝く「翠湖」の文字が光り、思わず写真を撮って記念にしました。 春の都市はやや寒さを感じましたが、春の魅力に溢れていました！翠湖は小さくて優雅で、花や木々、曲がりくねった橋が美しい思い出を残してくれました。 翠湖を出て徒歩30分で南屏街に到着し、市中心部の賑わいと華やかさを楽しみ、過橋米線を味わい、半日の昆明旅行を完璧に締めくくりました。