中国の第二の敦煌。

水陸庵は西安の藍田県普化鎮の王順山の麓にあり、西安市街地から約50kmの距離にあります。観光客はもちろん、西安の地元民でさえ、その存在を知らない人もいるかもしれません。しかし、水陸庵は国家重点文物保護単位に指定されており、「第二の敦煌」の別名を持つ名所です。水陸庵の諸聖水陸殿には、中国最大で最も保存状態の良い壁塑群が収められています。この約100平方メートルの大殿には、3,700体以上の仏像が安置されています。これらの仏像は個々の像ではなく、物語を演じており、まるで一枚一枚の連環画のようです。これらを読み解けば、まるで神々の仏々しい世界に入り込んだかのようです。水陸庵の壁塑群は、文物専門家から「天下第一立体連環壁塑」と称されており、中国の彩塑芸術の最高水準を代表する「国の至宝」と言えるでしょう。人文学を愛する人は絶対に見逃せません。 1. 場所: 西安藍田県普化鎮水陸庵 2. 入場料: 無料。身分証明書を提示すれば入場券が発行されます。 3. 周辺: 水陸庵の向かいには下悟真寺があり、同じく無料で開放されている千年の歴史を持つ古刹で、訪れる価値があります。 4. その他: 文物保護のため、水陸殿内での写真撮影は禁止されています。心を込めて感受してください。本文の仏像写真はインターネット資料から引用しています。