成都近郊で、私はめったに「圧巻」という言葉で場所を表現しません……。

山西省に行って古建築を見たいと思っていましたが、時間が限られていました。 四川省でも圧巻の古建築を見られるとは思いもしませんでした。 四川の奥深い山中に、小さな故宮と呼ばれる建物があります。 これは人気ゲーム『Black Myth: Wukong』のロケ地の一つでもあります。 ——平武報恩寺 （間違いなく過小評価されている古建築の宝庫です） 🍃：平武報恩寺 📍：四川省綿陽市平武県龍安鎮北街63号 ⏱：08:30~17:00、16:30に入場締め切り 🎫：40元（景区入口でチケットを購入できます） ❶平武県内のホテルに宿泊すると、入場料が50%オフになります ❷『Black Myth: Wukong』の登録番号があれば報恩寺に無料で入場できます ❸60歳以上の高齢者または身長1.2m以下の子供は無料、学生は学生証で50%オフ ✅平武報恩寺観光ガイド 山門から始めて➡️中に入り、天王殿➡️大雄宝殿➡️万仏閣を見学し、左右両側の大悲殿、華厳殿も必見です。圧巻の光景をお見逃しなく！ 平武報恩寺には「六絶」があります 1⃣️第一絶：万龍の寺 寺全体に9999の龍の模様があり、天井の藻井、柱の額や梁、屋根の装飾や瓦当、香炉、扁額、鐘の鈕など、至る所に生き生きとした龍の姿が見られます。大雄宝殿の仏像の前には「当今皇帝万万歳」という龍の座があり、合わせて万龍の寺と呼ばれています。 2⃣️第二絶：斗拱の博物館 報恩寺には36種類、合計2730以上の斗拱があり、種類は故宮よりも多いため、斗拱の博物館と呼ばれています。斗拱の安定した構造のおかげで、512大地震でも木造建築はほぼ無傷でした。 3⃣️第三絶：450平方メートルの明代壁画 報恩寺の明代壁画は現存する規模が大きく、明代前期から中期の典型的な工筆重彩の「道釈画」に分類されます。壁画は主に大雄宝殿と万仏閣にありますが、現在は大雄宝殿の壁画のみ見ることができます。万仏閣の2階は一般公開されておらず、2階の壁画は寺院内で最も保存状態の良いものです。 4⃣️第四絶：全楠木造りの山中の故宮 報恩寺の木造部分はほぼすべて楠木で、平武地域産の楠木を使用しています。木質が堅く、腐食に強いのが特徴です。報恩寺は1440年に建立され、500年以上経った今でも倒壊せずに立っています。北京の故宮の配置を模して建てられているため、山門を入ると金水橋も見ることができます。 5⃣️第五絶：全国で最も保存状態の良い転輪経蔵 華厳蔵の中央に転輪経蔵が1基あります。金糸楠木で作られた塔型の構造で、高さ11メートル、直径7メートル、重さ1万斤あります。一人の力で左右に回転させることができ、転輪経蔵の精巧な彫刻は驚嘆に値します。 6⃣️第六絶：一本の楠木から彫られた千手観音像 報恩寺で私を圧倒したのは、大悲殿内の千手観音立像です。高さ9メートルで、本体は一本の楠木から彫り出されています。背後には扇形に1004本の手が密集し、各手には慧眼があります。殿内には他にも美しい壁画があり、見上げると鑑賞できます。どの部分も非常に精巧です。