山西県平遥県の南政隆福寺。

南政隆福寺は元大徳2年(1298年)に創建され、明代に重修、清嘉慶5年(1800年)に補修された。寺院は南向きで、2つの中庭があり、東西に30m、南北に99mの長さで、敷地面積は2927平方メートル。中央の軸線に沿って南から北に影壁、山門、関公殿、韋馱殿、弥陀殿、正殿がある。山門の両翼には拱券窯洞があり、上に鐘と太鼓の2階建てがある。正殿は5間の広さで奥行き6椽、切妻造りの単純な屋根。主な建物には天王殿、大雄宝殿、観音堂、蔵経楼、祖師堂などがある。