永楽宮(ヨンラクグン)、山西省運城市 | 敦煌の壁画に並ぶ芸術の頂点。

| 敦煌の壁画に並ぶ芸術の頂点。【永楽宮の紹介】 元代に建設され、現存する4棟の元代の木造建築と1000平方メートルの壁画があり、壁画は中国絵画史上の傑作と称されています。中国古代建築芸術と壁画芸術の宝物であり、運城市、さらには山西省の観光名所の一つです。 【おすすめの景勝地】 1. 元代の木造建築(4棟):龍虎殿、三清殿、純陽殿、重陽殿 2. 元代の壁画:3つの殿堂すべてに壁画があり、三清殿の「朝元図」は世界的に有名で、壁画文化の宝物です(三清殿の北門には吊り彫刻像もあり、側面から見ることができます) 3. 宮殿内部の藻井と天井の装飾 4. 三清殿の屋根上の琉璃の獣口、現存する最大の獣口で非常に価値が高い。殿の前には可愛らしい元代の小さな獅子像が1対あり、独特の造形で精巧です。 5. 「無極之門」の立て額、宮殿内で唯一完全に保存されている元代の木製の額 6. 殿の側の碑廊:永楽宮の歴史、建設の始末と変遷が記されています。 【重要な準備】 1. 事前に高画質の画像を用意しておくと良いでしょう。殿内の照明が十分でない可能性があり、高画質の画像と照らし合わせて、壁画の細部と精髄を味わうことができます。高画質画像は公式アカウント「楽観人文」の「永楽宮朝元図壁画鑑賞ガイド」の記事をご覧ください。 2. 朝元図の290体の神々の紹介は、「永楽宮壁画保護研究院」の公式動画アカウントを参照してください。 3. 運城博物館で朝元図の高精細な模写画を見るのも良いでしょう。また、永楽宮の殿内では現在写真撮影が許可されていませんが、壁画と一緒に写真を撮ることができます。 【入場料金】 60元(ハイシーズン) 【ガイドツアー】 20元/人 Tips: 1. 入場券売り場でガイドツアーを予約しましょう。ガイド人数が少ないため、待ち時間が発生する可能性があります。私が行った時は約1時間半待つと言われました。時間があれば予約して待つことをお勧めします。まず自分で一通り見学し、ガイドが来たらもう一度見学すると、体験がより良いはずです。私は時間の関係で待つのを諦めましたが、少し後悔しています。 2. 事前に十分な下調べをしておくことが重要です。現場で実物の迫力を感じた上で、事前の知識を活かすと体験がより良いものになります。私は下調べが不十分で、待ち時間の長さもあり、ガイドツアーも受けずに手早く見学しただけでしたが、後に物足りなさを感じました。しかし、帰宅後に改めて下調べをし、当時の現場の感触と合わせると、また味わい深いものになりました。 3. 永楽宮を見学した後は、「熟肉店」で食事するのもおすすめです。芮城大酒店の隣にあります。