夏の宮殿：フィンランド湾の噴水が織りなす華やかな庭園。

ロシアのピョートル大帝が、サンクトペテルブルクに建設した最初の庭園（ピョートル1世がサンクトペテルブルクに遷都）です。フィンランド湾に面し、周囲を川に囲まれているため、水資源が豊富で、噴水彫刻で溢れる夏の庭園となりました。 夏の宮殿の庭園の正面建物の前には滝のような噴水彫刻群があり、これらの噴水や噴水柱がすべて稼働し、金色の人物像が立ち並ぶ中、太陽の下で金色に輝き、光彩を放ち、壮大で圧巻の光景が広がります。庭園全体には2つの階段状の滝、37体の大型金色彫刻、150体の小型金色彫刻、29の浅浮き彫り、64の噴水、そして2000以上の噴水柱があり、まさに噴水の博覧会場のようです。 離宮として、皇帝の肖像画、豪華な設備、様々な精巧な品々や調度品などが当然ながら揃っています。最も見事なのは、離宮の裏手から湾に向かう水路で、様々な彫刻、噴水、橋、庭園などの景観が水路を取り囲むように広がり、訪れる人々の足を止め、何度も振り返らせるほどです。 住所：ロシア、サンクトペテルブルク、Naberezhnaya Lebyazh'yey Kanavki、191186 入場料：上の庭園は無料、下の庭園と大宮殿は有料で入場券が必要、約1000ルーブル。 アクセス：サンクトペテルブルク市内から136番バスに乗り、46番に乗り換えて夏の庭園まで、所要時間は約1時間です。