春日に春山に登って知識を深め、一緒に佘山の秘密を探りましょう

佘山国家森林公園 ここは上海唯一の自然山林の名所で、401ヘクタールの面積を占めています。園内には12の山峰が南西から北東に向かって蜿蜒と連なり、13キロメートルにわたって上海平原に山林の景観をもたらしています。 佘山は東佘山と西佘山に分かれており、どちらも入場料は無料です。今回は西佘山から登山を始め、歩道を歩いて山を登ります。速く歩けば、約30分で頂上に到達できます。途中、緑化率が高く、春のハイキングに酸素を吸い込むのに最適です。両側の緑の芝生に囲まれ、まるで緑の野に迷い込んだかのような静けさと癒しを感じます。 佘山天文台とカトリック教会 ここは中国近代天文学史の発祥地で、象徴的な白いドームが竹林の間に隠れています。光緒26年（1900年）、余山天文台が正式に完成しました。円形のドームと0.4メートルの天文望遠鏡はフランスから購入されました。 フランス式の小洋楼の建築様式は、まるで100年前にタイムスリップしたかのようです。天文台内には複数の展示室があり、世界および中国の天文学の発展史を展示しています。子午線儀、最も美しい星座図など、冷たい科学知識もこの空間に置かれると、少しロマンチックになります。饭饭はいつも私に、この大きな望遠鏡を通して何が見えるのかと尋ねてきます。 当時天文台を創設したスタッフの多くが宣教師だったため、赤レンガ造りのカトリック教会は天文台の隣に建てられました。 100年後の今日も、依然としてこのような構造を維持しています。これは当時の「極東最大の殿堂」とも言われていました。また、余山の象徴でもあります。建物全体の形状はユニークで、南は長く北は短く、東は広く西は狭い、内側は丸く外側は尖っており、内側は石で外側はレンガでできています。外観は非常に壮大で、多くの人が教会で写真を撮り、現在でも教会内を見学することができます。 上海地震博物館 教会を見学した後、歩道を下りていくと、山の麓にある地震博物館に立ち寄ることができます。こちらも無料で公開されています。あまり知られていない場所ですが、その由来は決して小さくありません。博物館は140年以上の歴史を持つ佘山地震基準台内にあり、科学普及館と博物館を兼ね備えた施設です。館内には国内外で最も多く、最も古い歴史的地震計測器や地磁気、地震資料が保存されています。 小昆山園 小昆山は東佘山の「九峰」の最南端に位置し、晋代の陸機、陸雲兄弟がここで文学で名を馳せました。入場料は6元で、山の麓から歩いて15分で二陸草堂に到達できます。親子での山登りやレジャーに適しています。山道は天馬山ほど急ではなく、山体も大きくないので、林間の山道を歩きながら森林浴を楽しむことができます。 小昆山は高くはありませんが、非常に物語性があります。陸機の「平復帖」は、国外への展示が禁止されている195件の文物の一つです。