松赞、世に孤立したチベットの楽園

1999年、チベット族の白玛多吉は故郷の香格里拉に戻り、松赞林寺の隣で、自宅の古い家を改造してチベットスタイルのホテル「松赞绿谷」を開業しました。25年後、松赞集団は中国の数々のブティックホテルの中から頭角を現し、多くの旅行者が夢見る魂の安息地となりました。 ホテルはチベットスタイルを基調とし、20名以上のチベット地方の大工が香格里拉やラサなどの異なる文化風情に基づいて造り上げました。部屋の内装にはチベットスタイルの古家具が多用され、木製の浴槽、チベットスタイルのカーペット、家具があります。また、ホテルは伝統を一新し、チベットの伝統的な銅細工技術を用いて、ドアプレート、茶托、洗面器などのホテル用品を作り、細部に至るまでチベットの風情が溢れており、生き生きとしたチベットスタイルの生活博物館です。 松赞集団には合計12軒のホテルがあり、その中には松赞香格里拉林卡、松赞拉萨林卡、そして10軒のブティック山荘ホテルが含まれています——松赞绿谷山居、松赞丽江山居、松赞塔城山居、松赞奔子栏山居、松赞梅里山居、松赞茨中山居、松赞如美山居、松赞来古山居、松赞波密山居、松赞南迦巴瓦山居。さらに、松赞の最初のテントキャンプ場である「松赞雨崩テントキャンプ場」は、2020年9月に梅里雪山の麓に完成しました。 ホテルのスタッフの98%は地元の農村出身で、質の高いサービスを提供するだけでなく、宿泊客にチベットの物語を語ってくれます。