ロンダ：断崖絶壁の上に位置する町。

ロンダの町は、スペイン・南ヨーロッパのアンダルシア自治州マラガ県に位置し、その歴史はローマ帝国時代にまで遡ります。断崖絶壁の上に築かれたこの町は、地形的に非常に険しい場所にあります。 2024年9月22日、私たちはセビリアから200キロ以上を車で走り、この「雲の上に建てられた町」を訪れました。 石畳の小道を歩きながら（写真3~6）、何世紀にもわたる多民族の「旅人たち」の足跡を感じることができます—— ケルト人、ギリシャ人、ムーア人など。 ローマ人の到来は、ロンダに繁栄と発展をもたらしました。彼らが残した壮大な城壁や建物は、今日では多くが廃墟となっています…… 歴代の遺跡の間を歩いていると、過去の喧騒と賑わいが聞こえてくるようです。これらの古代の遺跡は、時の証人であり、文明の宝物でもあります！ 有名なロンダの新橋は、エル・タホ峡谷にかかり、新旧の市街地を結んでいます。これが私たちが最初に訪れた観光スポットでした（写真1~2）。 ロンダはスペインの闘牛士の故郷であり、スペイン最古の闘牛場の一つを有するだけでなく、闘牛や闘牛士に関する複数の彫像も保存されています（写真16~19）。