西安の回民街に隠れた無料の観光スポット｜大学習巷清真寺

大学習巷清真寺は、西安市西大街大学習巷の内側北側に位置し、回民街の中の清真寺で、西大寺とも呼ばれています。西安で最も古い清真寺の一つです。寺内に現存する石碑によると、この寺は唐の中宗の乙巳年（公元705年）に創建され、清教寺と名付けられました。唐の玄宗の時代には唐明寺と改名され、元の中統年間には回回万善寺と名付けられ、明の洪武の時には清真寺と名付けられました。清真寺は何度も修復拡張されており、その中には元の赛典赤（色目人、元の著名な回回政治家）、明の兵部尚書の铁铉（回族）、そして有名な航海家の郑和（回族）の貢献が含まれています。公元1413年、郑和が第四次西洋への使節を準備していた時、万事が整っていたがアラビア語とシンハラ語に精通した翻訳者だけが不足していました。全国からの選抜を経て、最終的に郑和は西安大学習巷清真寺の掌教である哈桑をこの重要な役割に招きました。哈桑は期待に応え、任務を完璧に遂行しました。帰国後、郑和は永楽皇帝の命を受けて清真寺の大修理を行い、郑和がこの大修理を主持しました。寺内には今もこの歴史を記録した「郑和碑」が保存されており、この碑は寺内に完好な国宝級の文物として保存されています。 大学習巷清真寺の建築スタイルは中国の伝統とイスラム文化の要素が融合しており、寺内に現存する建築の大部分は郑和が主持して再建されたものです。建築は中国の伝統的な四合院スタイルを採用し、木造構造を主としており、鮮明な中国風を示しています。寺内は照壁、石坊、大門、三間庭、省心阁、南北厅、碑亭、阿訇斋、沐浴室、礼拜正殿などの建築で構成されています。省心阁は宋代に建てられた四角形の楼式建築で、三層三重檐で、庄重で古雅なレイアウトが特徴で、現在は彩絵が施され、翠緑と飛丹が映え、玲瑯として華やかで、今も原貌を保っています。正殿の門には慈禧が手書きした「派衍天方」の額が掛かっており、殿内の前中には窑凹があり、上部には《古兰経》の原文が書かれており、色彩が調和しており、特に静謐な雰囲気を醸し出しています。清真寺全体は庄重で厳粛なレイアウトで、壮大で堅固な構造をしており、外部は古朴で典雅で、内部は均整が取れており、非常に高い芸術価値を持っています。現在は国家重点文物保護単位に指定されています。 📍詳細住所： 陝西省西安市蓮湖区大学習巷94号 🚉交通攻略： {高鉄西安北駅から乗車}、地下鉄2号線に乗り換えて鐘楼駅で下車し、徒歩30分で到着。 {西安駅から乗車}、公交611路に乗り換えて橋梓口駅で下車し、徒歩5分で到着。 🕙営業時間： 08:00一19:00 🎫入場料：無料開放