山梨県新荘龍香関帝廟

龍香関帝廟は北を向いて南に座っており、2つの中庭があり、南北は58.26メートル、東西は34.4メートルで、敷地面積は2004平方メートル、建築面積は342平方メートルです。現在、舞台、大殿、劇場、献殿、正殿などの建築物が残っています。南から北への中軸線上には、劇場、献殿、正殿が順にあります。正殿は元代の遺構で、劇場は清代の建築、献殿は民国の建築です。正殿は元代の建築で、3間、奥行き2間、重厚な山の瓦屋根。吊り山の屋根、中央に扉があり、間には直格子窓があり、斗拱は四つの布を一つの下に置き、間には一つの斗拱だけを施します。周囲には回廊があり、石彫りの龍の柱が生き生きとしており、非常に生動的で、古代の荘州の青石彫刻の精巧な技術を十分に表現しています。梁の構造は四つの梁が三つの柱を通じて用いられ、材料は大きく、より重厚感があります。殿内には関羽、周倉、関平など7体の像があります。考証によれば、これらは明代の彫刻作品です。内部の彩塑には関帝、書生、長髯の老人、関平、周倉がいます。彩塑は明清の作品で、比例が適切で、衣装のドレープが流れるようで、表情が生き生きとしており、形と神が一体となっています。特に関帝の像は、より厳粛です。 龍香関帝廟は宋代に創建され、元、明、清の各代で重修されました。この廟は、厳格なレイアウト、コンパクトな構造、素朴な外観装飾、高度な彩塑技術、独特の歴史的、芸術的、科学的価値を持っています。全国的に重要な文化財保護単位です。