【ルアンパバーン】ワット・シェントーン見どころ紹介
ラオスで1番美しいと言われるワット・シェントーン!
本堂の屋根の緩やかなカーブが特徴的です。
ランサーン王朝のセタティラート王により1560年に建立された仏教寺院で、「シェントーン」とはルアンパバーンの当時の名称です。
意味は 黄金の都✨
実はこのワット・シェントーンはタイ・チェンマイとも深い関わりがあります。
この寺院を建てたセタティラート王はチェンマイに都を置くランナー朝の王でもあった人物です。
ランサーン王国が仏教文化を広げていた時期がこの頃。
①本堂の裏の外壁の「マイトーン(黄金の木)」(写真1、4枚目)
モザイク画がとにかく美しいです。
実はこの場所に高さ160mの大樹が立っていたと
いい伝えがあり、1960年代に制作されました。
黄金の木は宇宙の軸である「生命の木」にもたとえられ、
その上に仏教の世界が支えられている様を表しています。
②黒地に金彩で描かれた側壁の装飾(写真5、8枚目)
本堂の壁や柱は黒と朱色に塗り分けられています。
金彩のステンシル画による緻密な絵で埋め尽くされていて
とても厳かな感じ。
描かれているのは仏伝図や神々、
天界の生き物(これが可愛い!)王の行軍など。
切妻正面や扉には木彫も施されていて
③レッドチャペルの側面の壁の色ガラスを用いたモザイク画(写真2枚目)
これはブッダ生誕2500年を記念して
1956年頃に制作されたものなので、割と最近のもの。
ルアンパバーンの田園生活や祭事の様子が描かせていて
とても可愛らしい色合いです。
④霊柩車庫(写真6,7,12,13枚目)
ルアンパバーン王国の最後の国王であり、
初代ラオス国王も務めたシーサワンウォン王の葬儀に
用いられた霊柩車が納められた建物。
これも1959年なので割と最近の建物です。
中には黄金の竜をモチーフにした豪華な霊柩車や
他にも数多くの仏像が納められています。
⑤本堂の屋根の飾り(写真11枚目)
17本の尖塔が並ぶドクソーファー。
塔の本数は寺院の格を表しているらしい。
⑥ユニークな獅子蔵(1番最後の写真)
メコン川沿いのケムコーン通りに面した入口にあります。
こんなにユニークな獅子像は初めて見ました!
ぜひ、ルアンパバーンへ訪れた際はゆっくりとお寺を見てみてくださいね。
細かい装飾がとても美しいです。
📍所在地:Khem Khong, Luang Prabang, ラオス
💰1名あたりの価格:20,000キープ
🕰️営業時間:8:00〜17:00
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