染色に柔軟剤は最強かもしれない。そしてこれは常識らしいことを知りました。
(写真は2024/05/18 朝の筋雲)
↑柔軟剤は「陽イオン系界面活性剤」なのだそうですね。どんな柔軟剤でも大丈夫とのこと 柔軟剤が濃洗剤になることは常識とのこと。だけれど一般化しないのは草木染のナチュラル志向とブランディング上相反するかららしい。 布の×3gの柔軟剤を布の×50gのぬるま湯で30分、しっかり干す 1日置く 染める のだそうです
前記事のTシャツ4枚のばあい、布重量215+126+156+126=623g なので、柔軟剤は 623×3=1,869g、水は×50=31リットル となります。多すぎます もう一度検証しなおします
市販の濃洗剤は柔軟剤のようです。安全性に配慮された優良な商品なのと、柔軟剤は多く使うので(←ここを個人的に要検証)コスパ的にも市販の濃洗剤に軍配が上がるのではないかと書いておられます。
↑柔軟剤が濃洗剤になることは知っているけれど嫌いなんだそうです 肝はカチオン化剤だそうです
↑カチオン界面活性剤は柔軟剤、市販の濃洗剤は要は柔軟剤ではないかとのこと 使い方は分量の柔軟剤を水に溶かして90~95度、30分、干す
↑これならばうちにある柔軟剤であれば、215+126+156+126=623gの布でも 水3リットルに対して0.6mlの柔軟剤で済みます 現実的です
柔軟剤使い忘れるので何年も残ったままなんです、、、
「染色柔軟剤を入れた水に10-15分つける。」と書いてあります。
個人的結論
なぜかわからないのですが個人的に牛乳や豆乳での濃染処理にうんざりしています。なので洗濯したら柔軟剤で仕上げて干せばいい、という手軽さは大好き。次回、これでやってみます。
話外れますが、アミノシリコンという成分が繊維を保護するそうです
↑このトリートメントに入っているそうです
ヨコ知識
染料の話
45 植物の世界「植物染料のいろいろ」 →
こちら 植物染料はフラボノイドやタンニン
金属の媒染剤で発色・固着
先媒染しないと発色しないものもある
媒染不要 →ベニバナ
水に溶けない染料色素
→アルカリで還元して水溶性になるため染色する 藍
黄色
フラボノイド 媒染で発色する →これが殆ど
色素自体が黄色 →クチナシ、キハダ、ウコン(←使える)
↑水溶性ではない、染料に適さない 多い
黄八丈 コブナグサ(イネ科)全草煮出す
玉ねぎ(ユリ科) 色素含有量多い
槐花 エンジュ(マメ科)街路樹 蕾 ルチン含有量高い
サフラン(アヤメ科)雌蘂 カロチノイド系 媒染剤不要
クチナシ(アカネ科)果実 サフランと同じ色+イリドイド
↑酵素で赤、紫、青になる食料品に使う 退色しやすい
ペルシャンベリー(クロウメモドキ科)果実 ヨーロッパ
樹皮で黄色
キハダ(ミカン科)
ヤマモモ
フクギ(オトギリソウ科) 紅型ビンガタ 沖縄の黄色
ウコンは日光やアルカリに弱い
染料と媒染液の関係の話
クサギの実はミョウバンで美しい水色に(ベイビーブルー) →
こちら
↑こちらもクサギ こんな素敵な色 実は冷凍保存とのこと
クサギのガクで染めると薄い抹茶色になるそうです →
こちら
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