182cm、75kgの右投右打で、MAX153kmのストレートを武器とする、即戦力右腕と評価される投手。
大野雄や涌井のキャリアは晩年にさしかかり、柳と小笠原も間もなくFAとなれば、早めにローテーションの世代交代が必要になってるだけに、、昨年の仲地に続いて、「即戦力投手」のドラ1指名となりましたな。
だから、得点力不足を気にして度会君を第一次選択希望にした時は、「クジ外せ!」と珍しく願ってしまいました(苦笑)。
願いが叶ったのかどうか知らんけど、監督が引いたクジは見事に外れ、何とか指名権を確保できたのが彼でした。
豊作と言われる大学生投手のなかで、西舘君、常廣君、武内君といったトップ・オブ・トップは持っていかれた後とはいえ、指名重複が多かったため「まだ」残っていてくれたのよね。
昨季の仲地が、結果としては必ずしも「即戦力」とは言えなかっただけに、今度こそ育成不要な即戦力投手であって欲しいんやけど、彼の実力はどんなもんなんやろか。
草加君の評価の事前に、ナンバーワンの呼び声高い読売ドラ1の西舘君を見たけど、これはなかなか一級品やったね。
球威があって制球も良い。
フルシーズン投げられるなら、相当勝てるんやないかと思います。
ストレートは唸りを上げるという球質に見えました。
あんまり他の投手は見てないけど、大学レベルなら彼が一級品やという評価には、個人的に異論は感じまへんでした。
ドラは度会君に走った結果、彼のような一番いい投手は他球団に獲らてしまったけど、それでも我がドラ1の草加君も高く評価されているようです。
さて彼はどんな投手なんやろか。
投球フォームは…、何て言うのか、若干クセがありますな。
真っすぐ立ってセットから始動し、左足を上げる際には若干腰を引いて軸が折れて、一瞬サイドスローかと思わせるテークバックを経て、そこから体重移動のなかで腰が伸びていき、スリークォーターに近いオーバーハンドで腕をスイングする。
ステップする左足は、ツマ先が右腕側を向いてそのままカカトで着地しているため、下半身の捻りのパワーはロスなく右腕に伝わってるはずです。
そのムチのように撓る右腕から弾き出されるストレートは、動画を見る限りではキレ味十分に見えますわ。
リリースが安定してきたら、かなりの戦力になるんやないかな。
一方で、キレで勝負するタイプにありがちな、身体が開いてボールが抜ける場面も見られるほか、何より身体つきがまだまだ頼りなく、腰回りも小さいようです。
開幕からローテーションに入ってフル回転…というには、かなり不安を感じるのは私だけやろか。
交流戦明けまで二軍でフィジカルを鍛えて、そこから一軍デビューさせたら、かなりの投球を見せてくれるような気がします。
素材としては十分なのは実感できたんで、春のキャンプから死に物狂いで身体をイジメて、フルシーズン投げられるようになって欲しいね。
頑張れ!
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