東京急行電鉄(9005):循環型チャートの株価の動向
- 2018/06/12
- 09:19
アサンテ(6073):循環型チャートの株価の動向に引き続き私の好きな循環型チャート銘柄の東京急行電鉄(9005)です。
東急電鉄(9005)ぐらいの大企業の株になると、私はあまりファンダメンタルズを気にせずチャートで判断して売買を決めるのですが、簡単に東急電鉄の特徴をまとめてみます。
☆☆☆
(東急電鉄の特徴、周辺情報)
(1) 不動産事業が出発点
東急電鉄が他の鉄道会社と異なるのは、不動産開発事業が出発点であるという点です。そのルーツは田園都市株式会社で、田園調布・洗足・日吉などの高級住宅街を造成しました。
その住宅街整備の一環として鉄道計画が進められ、東急電鉄につながっていきます。
(2)鉄道以外の事業も行っている
したがって、(東京散歩の五島美術館と明神池跡でも書きましたが)東急電鉄は鉄道会社と思われがちですが、鉄道事業以外の事業も手広く行っており、百貨店・スーパーなどの生活サービス事業、不動産事業、ホテル・リゾート事業などの合計収益が鉄道事業の収益をはるかに上回っています。最近では、2015年に二子玉川ライズを開業しました。
この鉄道事業以外の事業を行っているのは、他の私鉄銘柄も同様ですが、上記(1)の成り立ちから、東急電鉄は鉄道事業以外の事業への思い入れが大きいと思います。
(3)「大東急」時代があった
戦前は、小田急・京王・京急・相鉄の路線を合併し、東京南西部・神奈川県の大部分を傘下に収めた「大東急」を作り上げました。
この「大東急」を作り上げた五島慶太は、その強引な手法から「強盗慶太」と揶揄されたこともあったそうですが、戦後のGHQの指導により、「大東急」は解体され、現在の鉄道路線になりました。
逆に考えれば、東急電鉄は東京南西部の事業を独占しているとも考えられ(百貨店やスーパーなどの事業は当然ながら競争がありますが)、安定した事業を持っている企業とも言えます。
(東急電鉄のチャート)
東急電鉄(9005)の過去3年間のチャートを見ると、ほぼ15万円~20万円の間で株価が循環しています。
東急電鉄については、私は今まで2回の売買を行いました。
「損切りしない株式投資」のルールに従い、過去のチャートを見ながら、最低値付近で買い、最高値付近で売却しています(「損切りしない株式投資」のルールについては、【保存版】損切りしない株式投資を参照してください)。
含み損の期間もありましたが、その間は配当と優待を楽しみながらホールドしていました。
この株価の循環が崩れて、下方にブレイクする可能性はもちろんありますが(逆に、上方にブレイクする可能性ももちろんあります)、過去1~3年の最低値付近で買っておけば、いつかは含み益の状態になるだろうというのが、このブログの「損切りしない株式投資」の考えです。
2017年6月末の株主総会で、単元株式数が1000株から100株に変更になりました。それまでは1000株単位で購入しなければならず一度に多額のお金が必要だったのですが、100株になったことで買いやすくなりました。
今は株価が高いので購入しませんが、下がった時に購入したい銘柄です。
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東急電鉄(9005)ぐらいの大企業の株になると、私はあまりファンダメンタルズを気にせずチャートで判断して売買を決めるのですが、簡単に東急電鉄の特徴をまとめてみます。
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(東急電鉄の特徴、周辺情報)
(1) 不動産事業が出発点
東急電鉄が他の鉄道会社と異なるのは、不動産開発事業が出発点であるという点です。そのルーツは田園都市株式会社で、田園調布・洗足・日吉などの高級住宅街を造成しました。
その住宅街整備の一環として鉄道計画が進められ、東急電鉄につながっていきます。
(2)鉄道以外の事業も行っている
したがって、(東京散歩の五島美術館と明神池跡でも書きましたが)東急電鉄は鉄道会社と思われがちですが、鉄道事業以外の事業も手広く行っており、百貨店・スーパーなどの生活サービス事業、不動産事業、ホテル・リゾート事業などの合計収益が鉄道事業の収益をはるかに上回っています。最近では、2015年に二子玉川ライズを開業しました。
この鉄道事業以外の事業を行っているのは、他の私鉄銘柄も同様ですが、上記(1)の成り立ちから、東急電鉄は鉄道事業以外の事業への思い入れが大きいと思います。
(3)「大東急」時代があった
戦前は、小田急・京王・京急・相鉄の路線を合併し、東京南西部・神奈川県の大部分を傘下に収めた「大東急」を作り上げました。
この「大東急」を作り上げた五島慶太は、その強引な手法から「強盗慶太」と揶揄されたこともあったそうですが、戦後のGHQの指導により、「大東急」は解体され、現在の鉄道路線になりました。
逆に考えれば、東急電鉄は東京南西部の事業を独占しているとも考えられ(百貨店やスーパーなどの事業は当然ながら競争がありますが)、安定した事業を持っている企業とも言えます。
(東急電鉄のチャート)
東急電鉄(9005)の過去3年間のチャートを見ると、ほぼ15万円~20万円の間で株価が循環しています。
東急電鉄については、私は今まで2回の売買を行いました。
「損切りしない株式投資」のルールに従い、過去のチャートを見ながら、最低値付近で買い、最高値付近で売却しています(「損切りしない株式投資」のルールについては、【保存版】損切りしない株式投資を参照してください)。
含み損の期間もありましたが、その間は配当と優待を楽しみながらホールドしていました。
この株価の循環が崩れて、下方にブレイクする可能性はもちろんありますが(逆に、上方にブレイクする可能性ももちろんあります)、過去1~3年の最低値付近で買っておけば、いつかは含み益の状態になるだろうというのが、このブログの「損切りしない株式投資」の考えです。
2017年6月末の株主総会で、単元株式数が1000株から100株に変更になりました。それまでは1000株単位で購入しなければならず一度に多額のお金が必要だったのですが、100株になったことで買いやすくなりました。
今は株価が高いので購入しませんが、下がった時に購入したい銘柄です。
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