2024年秋~2025年冬「時間別 現在よく聞こえる英語短波放送周波数一覧」の調査が終わりました
年に二回の恒例行事、「時間別 現在よく聞こえる英語短波放送周波数一覧」の調査が終わり、新しいデータを掲載しました。
データはこちらでご覧ください。
短波というコンディションの変わりやすい電波を使う関係上、毎年春と秋、各放送局とも伝播状況を考慮し、周波数を見直して必要があれば変更を行います。それに合わせての調査。個人が趣味で行っている調査です。色々と間違いもあると思いますので、皆さんで修正して使って下さい。また、指摘していただければ、再調査の上、修正いたします。
今回の調査は3日間かかりましたが、24時間分、ぶっ通しでラジオを聞くことが出来る幸せをかみしめました。
1998年に私のホームページで公開しはじめて、今年で26年。四半世紀以上経ち、国際放送の世界は大きく変わりました。それでも色あせることのない部分もあります。
某国の弾道ミサイル発射の公式発表は今回の調査中に偶然その某国の放送で聴きましたが、その直後、NHKのラジオで「さきほど入ったニュースですが……」とその公式発表を速報しているのを聴き、「お!自分は日本国内の多くの人よりも先に情報を知ったぞ!」と、短波放送ならではのスピードと醍醐味も感じました。また、世界各地からの、様々なお国なまりのある英語を聞くこともまた楽しいひとときです。
今回は短波でのデジタル放送、DRM(Digital Radio Mondeale)も久しぶりに聞いてみました。たまたま現在のリグがアマチュア無線機。PCにつなぎ日頃デジタル通信をしているものですから、そのPCに無料のソフトを入れたところ、簡単に聴くことができました。このあたり、ご興味のある方はこちらの記事でご覧ください。
ちなみに以前ホームページで取り上げた時の記事にご興味があれば、こちらも!
日本で良好に聞くことができる英語放送では「Radio New Zealand Pacific」が深夜2~5時台という時間帯ではありますが、DRMを実施しており、それが今回、3時台には綺麗に受信できました。デジタルならではのノイズフリーな音声で音楽などを楽しめるのも魅力です。
実施している放送局の数は少なくなりましたが、まだまだ魅力のある国際放送の世界。
「そういえば押し入れに昔聞いていた短波ラジオがあったなぁ……」なんて方はぜひ、取り出して久しぶりに聞いてみてはいかがでしょう!?
KAY2が調査で使ったリグとアンテナは下の組み合わせ
アマチュア無線用ですが、短波受信も優秀です
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