今回はバルセロナの登録問題再燃について書いていきます。
①必然的に起こった問題
バルセロナは今シーズン初めにダニ・オルモ、パウ・ビクトルの選手登録が難航していましたが、クリステンセンやアラウホが長期離脱した為彼らの給与枠の一部を使うという特例措置によって暫定登録されていました。
しかし後半戦に向けての選手登録で暫定登録は無効となり、新たな収入源を確保しなければ登録不可能となり問題が再燃。
正直トラブルが起こることはシーズン前に予め予測出来るもので、何故ここまで引っ張っていたのかは理解不明な所。起こるべく起こった問題と言えます。
②「前例」もあり認められず
そんな中クラブはまず経済活動を専門とする第10商事裁判所へ訴えを求めたものの棄却され、民事を専門とする第一審裁判所への訴えも同様に棄却されてしまいます。
そして次なる手として全面改修中の本拠地カンプ・ノウのVIPゾーン運営権を複数の中東企業への売却に合意。新たな収入源の確保に成功しサラリーキャップの枠の増加を試みるものの、ラ・リーガはその支払い証明(入金・着金)が欠けていたことを理由として選手登録を認めないことに。
過去バルセロナはクラブの資産の切り売りをして資金を作り、契約書のみでラ・リーガに認められたことがありましたが、その後の資金の流れは不透明に。その前例もあってか今回は完全に入金されるまで認められることはありませんでした。
現在でもバルセロナは選手登録に向けて動いていますが現状厳しい状況。オルモに関しては4700万€もかけて獲得したものの、フリーで放出する可能性が高まっています。
③「本当の意味」の健全化を進めなければ
このバルセロナのドタバタ劇は今に始まったことでは無く、ラポルタ会長就任後ずっと続いている問題となっています。
クラブの財源に致命的なダメージを与えたのは前会長によるものが大きくラポルタ会長はその尻ぬぐいをしている感はあるものの、資金が足りないにも関わらずビッグネームを買い漁りどんどん未来の資金源を失っていく今の現状の動きは理解しがたく、正直「自分達の政権で上手くいけば後はどうでもいい」感を感じてしまいます。(これはソシオ制の弊害とも言えます。)
現状行わなければいけないのは身の丈に沿った経営で、本当の意味での健全化。ラ・リーガ全体が資金難に陥って競争力を失っており、さらにヤマルやカサド等カンテラの新星が続々と登場している状況。数シーズン我慢してもチャンピオンズリーグ圏から滑り落ちる可能性は低く、立て直しはまさに今。
現状バルセロナのクラブブランドを著しく落としてしまっているフロントはもはや見せかけとなってしまっているプライドを捨て健全経営に迎えるのか、それともこのまま自転車操業を続け体裁を取り繕っていくのか、その動向に注目です。
では
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