この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
少し前の事、関東在住の撮り鉄が線路内に入り
撮影していた、として警察に逮捕されたという
報道がございました。
その撮り鉄は何を撮影する為に敷地内へ侵入を
したのか、と申しますと、今回取り上げます
373系がお目当てだったそうでございます。
わざわざ撮影しに行かねば撮る機会が乏しい
被写体でございます。
JR東海のメジャー車両ながら、ワタクシも
これまで撮影する機会が得られずにいた形式で
ございますから、捕まった彼らもついハッスル
してしまったのかも知れません。
勿論、敷地内への立ち入りはこのご時世、厳禁
となっておりますから、ワタクシは安全な場所
から撮影しておりますよ?
さて、今回の更新は拙ブログ開設8年目にして
ようやく撮影する事が出来ました、東海373系
の特急についてご報告させていただきます。
為に、1995年から導入され始めた特急形車両で
ございます。
かつては東京と静岡を結ぶ特急東海や大垣夜行
から全席指定に変わった、当初のムーンライト
ながらにも充当されておりました。
甲府と静岡を結ぶ特急ふじかわに使用される
車両として知られておりますね。
橋梁へ差し掛かった373系特急ふじかわを先ず
一コマ切りまして巻頭に据えております。
ステンレス車体にオレンジ帯スタイルは先輩と
なる383系に準じた姿でございますが、振り子
機構などは勿論、車内と扉を仕切るデッキ等も
無い簡素な内装となっております。
如何にも165系の後継、といった設えなのです
が、特急車両として落成しただけあって車内は
意外と静かで乗り心地の良い出来映えでした。
学生時代のムーンライトながらなんかで割と
乗車しておりましたので、懐かしく感じつつ
撮影致しました。
待ち時間に手慰みで一発抜いてみた普電。
甲種もこんな具合に広角構図で撮影するのも
アリかな?と思って練習に一コマ切ったのです
が、曇天が目立つので中望遠域に戻す事と
なりました。
晴れていれば良きカットが得られたかと拝察
致しますが、空には暗い雲がひしめき合うので
出来るだけ空を構図から外した方が良いと判断
した次第でございます。
そんな訳でレンズを付け変えようかと思った
その時、背後から珍客到来となりました。
遅延していた半ライズが回送として東海道を
上っていく場面でございます。
現在は出雲が運休の為、瀬戸のみの7連で走る
サンライズでございますので半分だからか
半ライズと呼ばれております。
ここに布陣した撮り鉄さん達の半数ほどが
対岸などへ半ライズを撮りに移動されています
が、ワタクシはそれよりも373系ふじかわを
目当てとしてここに待機しておりました。
慌てて撮影致しました故か、おブレ様と化す
残念な出来映えとなりましたが一応は撮影した
という事で掲載致しました。
EF210-358の牽く定期貨物列車でございます。
この列車は確か稲沢に行く便だったと存じます
が、押桃の牽引だと地元でも撮れるしな、と
かなりぞんざいに撮影しておりました。
編成もブツ切りになりますし…
日車甲種の撮影で飯田線へ布陣する事はあるの
ですが、373系の撮影はタイミングが合わずに
毎回逃しておりました。
この日はここへ布陣すれば、甲種の前に373系
も撮れるじゃないか!という事でネブハヤ等は
捨てて静岡東部を、一発目の撮影地に選択した
訳でございます。
今回の〆。
本番、待望の373系を決め構図にて仕留めた
一コマでございます。
見えにくいですが一応は絵入りHMも押さえる
事が出来ました。
ショバへ向かう所ではありますが、あくまでも
ついでの撮影ですから今回はこれで及第点。
機会がありましたらば、いつかは伊那路と共に
ガチ狙いで373系を撮影してみたいものだとも
思います。
取り敢えず今回は特急ふじかわの日常を記録
する、という隠しミッションも終えました。
お次はいよいよ甲種を!と意気込んだ所ですが
このタイミングであの天候急変だったので
ございます。
折角の静岡東部まで足を伸ばした撮影だった訳
ですが、あの様な出来映えでは悔しい結果の
ままでございます。
ですがこのまま終わるつもりはございません。
このショバでは暴風雨に負けた結果となって
しまいましたが、お次は静岡中部へと転戦し
再び甲種を狙う算段をつけておりました。
次回、
甲種輸送をもう一度狙います!
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!