ミノア時代の海洋都市コモス 東地中海の海の民の時代は貿易港 |
Μινωική Πόλη Κομμός
Minoan City Kommos
クレタ島イラクリオ県フェストス自治体コモス
Κρήτη, Νομός Ηρακλείου, Δήμος Φαιστού, Κομμός
Crete, Prefecture of Heraklion, Municipality of Festos, Kommos
ミノア時代の海洋都市コモス(古代名アミクリオン)は紀元前1900年から紀元前1450年の間に建設されました。港の施設は充実していて、貿易を主とする経済が発展していきました。ミノア時代の終焉となり、コモスは紀元前1200年頃には東地中海貿易の「海の民」の時代を迎えて、多くの民族と経済交流をしていきます。
その後は幾何学模様時代、アルカイック時代、古典時代、ヘレニズム時代、ローマ時代までは港として利用され、ギリシャ人中心の人々が住んでいました
クレタ島のテラコッタ、ギリシャの小さな青銅の馬、女神セクメトとその息子ネフェルテムの絵図のついたエジプト製のファイアンス(小瓶のようなもの)、クラテール(ワインを入れる大きな容器)、アリーバロス(小瓶)、水差し、グラスなど、さまざま層から出土しています。イラクリオ考古学博物館のどこにそれらが展示されているのかわかりませんが、いつかまた行けたらじっくり見ておきたいと思いました。
船置き場
海の民とは次の地域
エジプト、レバント(アラビア半島の北部地中海側 現在のイスラエル、ヨルダン、レバノン、シリア、パレスチナ自治区)、ハティ、キプロス、東リビアのキレナイカ、シチリア、サルディニア
神殿C 正面
神殿C 横
コモスの海岸から小さな島が見えます。レトアというそうです。レト女神に関係があるというクレタの考古学者がいます。名前忘れました。
コモスの古代都市名はアミクリオン Άμυκραιονというそうです。古代だとアミクライオンと読んだのでしょうか、、。
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