カテゴリ:ビジネス
はじめに □ まずは仕事とは何かをはっきりさせる必要があります。仕事とは趣味ではないもの、これが僕の定義です。 □ 仕事は自分以外の誰かのためにやることです 第一章 スキル優先、センス劣後の理由 □ アカウンタビリティー—示せる・測れる—は、スキルの絶対の利点です。 □ 「ロジカル・シンキング、論理的な思考と構成のスキル」、東洋経済新報社 □ 「役に立つ」は、スキルとサイエンスで何とかなるけれど、「意味がある」はセンスとアートが必要になるからです。 □ 順番の問題として、まず直感がなければ論理と言うのもありえない。 □ 「何を知りたいか」これが1番大切な問いだとおっしゃるんです。まずは何を知りたいかを知らなければならない。 □ 弱い人ほど「法則」を求める □ 多様性を叫ぶ人ほど、価値観の多様性を認めないと言う「多様性のパラドックス」がある。 □ ケインズが予測した。「1日3時間労働で済むはずなのに」みたいな話で。 □ アスリート型ビジネスでずっとやってきた日本の家電の会社と言うのは次々に潰れましたよね。 □ 要するに、本当は経営力の不全なのに、環境のせいにしてるんですね。 □ 本当の意味での経営力や戦略が取れる当たり前の時代になったと言うだけの話です。 □ 社会と顧客にとってなくてはならない独自の価値を生む商売を作ればいいだけなんです。 □ モノの考え方のパターン ・ 対人感受性が非常に強い ・ 非常にフラットで、建設的な人間関係が築けるはずだと言うビリーフ(思考パターン)ですね ・ 政治的な力学に対する嗅覚です 第二章 「仕事ができる」とはどういうことか? □ インプットの仕方が上手な人と言うのは何を知りたいのかわかっていると思う。□ 才能を自己発見していくプロセスに思い入れがある。 □ 才能やセンスは、自分にとって「できて当たり前」のことなんできっかけがないと「それが他人にとってはできないことなんだ」と言うことになかなか気づかないんです。 □ 仕事ができるかどうか、自己評価の必要は一切ない。こう考えたほうがシンプルでしっくりしますね。 □ センスには汎用性があります。スキルは狭い。「ポータブルのスキルを持て」と言うけれど、その分野にはまらないとスキルは使えない。 □ 問題を解く仕事から問題を作る仕事にレベルが上がっていく。日本で言うと部長から本部長クラスの所、そこに大きなキャリアの断絶がある。 □ すぐに「分析」する人は、仕事ができない □「WTPーC=P (willing to pay=支払い意思額)(C=コスト)(P=プロフィット) □ 担当者レベルの仕事と言うのは、本来的に部分最適化するものです。だから全体に向けて統合する経営者が必要になるのです。 □小林一三、日本が生んだ、偉大なる経営、イノベーター(中央公論新社) □ もう思いっきり広げて、思いっきり狭めると言うのを、キャリアの中でやれているのは、すごく自分の急所をわかっていると言うことだと思うんです。 □ 自分の目の前で何が起きているのかと言うことを見る力 □「センスはあるけど、意欲は無い」と言う人はなるべく楽して勝とうとするので、1番大将に向いている。 □「センスがあって、意欲もある」と言う人は、大将を支える参謀が向いている □「組み合わせ」と「並べ方」がすごい 第三章 何がセンスを殺すのか □ 仕事ができる人は自分の「意志」が先に来る□ 若いうちは運動エネルギーでガンガン走っていても、それが徐々に位置エネルギーに転換していき、社長になると位置エネルギーが100%で運動エネルギーがゼロになっているみたいな。これがビジネスの「エネルギー保存の法則」 □ 寂しいから集まりたいんだよ □ 箇条書きと言うのは、物事の「並列」と言う意味で使っているのですが、並列的な思考の問題点と言うのは、時間的な奥行きがなくなることなんです。並列的思考はセンスを殺すと思います。 □ ストーリーには、必ず「時間」がありますからね □ 『「それでさ」おじさん』、僕の思うセンスに優れた経営者の思考回路ですね □ 因果関係と相関関係は似て非なるものです □ 話を聞いてもらうと言う行為を通して、皆が意味を形成しているんですよ。 □ 本来は、シーケンシャルな連続した流れがあって、その最後にようやく必殺技で勝負が決まるんです。 □ モチベーションなんですね。NTTやIBMにはミッションはあってもモチベーションがないんですよ。 □ Netflixは、顧客の行動や先行のデータを集め、分析をし始めたのです。この延長線上に、今のストリーミングのNetflixの強みが開花した。 □ もちろん知らない事はいっぱいあるんだけど「わからなかったら後で取りに行けばいいよ」というのがインサイド・アウトの考えです □ 競争優位を採用する要因としては、ヒト、モノ、カネの中でもやっぱりヒトなんです。それも人の能力やスキルよりもモチベーションが大事になる。 第四章 センスを磨く □ 顧客の視点で考えろ □ その上位のレイヤーにある「お笑い芸人としての戦略を考える」と言う努力をやりなさいと言うことを言っている。 □「立ち振る舞い」とか「佇まい」といった言葉で表現されるものですね。全体を視ることなく視る。全体を全体のまま把握するということがセンスの錬成になる。 □「得は勇気と気前の良さだ。何故かと言うと、生命と金銭と言う2大重要事を軽視することだから。 □「意味がある」で価値を出そうとするとデータもスキルでも役立たない。そこで求められるのは「人間性に対する洞察」で、これがこれから競争力の中核になっていくんでしょうね。 □ 本当に気合を入れて念じるように、素直な心が大切だ。 だからこそ、言葉に力があるし、世の中の人々の心に訴えたんだと思うんです⭐️ こちらもどうぞ 山口周さんの個人的な本 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/07/10 10:18:37 AM
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