高校サッカーは3回戦。
ベスト16の戦いになってきました。
この日の注目はなんと言っても、
大津と流経大柏の対決。
今年プレミアで初制覇を成し遂げた、
今大会の“大本命“大津と、
大津を破るのであればこのチームしかないと言われるプレミアイースト4位の流経大柏。
両チームの対戦は、
最初からなんというか、
ヒリヒリ感のすごいまさに「頂上対決」の風情でしたね。
両チームの寄せの速さ、
そしてパスの正確さ、
「これが高校生なのか?!」
と驚くような攻防が続きました。
前半流経大柏が先制すると、
後半に大津がセットプレーから追いついて、
そのあとはもう、
ドキドキしっぱなしの試合でしたね。
流経大柏は後半30分を過ぎてから、
まさにワンチャンスを活かして、
これしかないという勝ち越しゴール。
結局これが決勝点となって、
流経大柏が準々決勝に進出しました。
本当に息つく暇もない攻防で、
こんなレベルの高い試合を見せてもらって、
大満足です。
その他の試合では、
初出場の東海大相模が乗ってきています。
しっかりと勝ち切って8強へ。
帝京を破った明秀日立との対戦になります。
“死のブロック“と言われたAブロックからは、
静岡学園と東福岡という、
ある意味非常に順当に、
力のあるチームが勝ち上がってきて激突します。
青森山田を倒した高川学園は、
この日は静岡学園にボールを支配されて、
いいところが出せませんでした。
Bブロックは、
2回戦に続いて3回戦も、
2点をリードしながら追いつかれて冷や汗をかいた前橋育英が、
なんとか決勝点を奪って進出。
昨年に続いて2年連続の国立を目指す堀越と対戦です。
まさに大波乱の大会。
青森山田に続いて大津も敗れ、
優勝の行方は混沌としてきました。
8強の中では、
静岡学園、流経大柏、東福岡、前橋育英が大会前から良いチームと言われていましたが、
大会に入ってから堀越、上田西、明秀日立、そして初出場の東海大相模も評価を上げてきています。
うーん、
どうなるかわからないですね。
どのチームにも、
優勝のチャンスがあるように見えますね。
ここからが胸突き八丁の選手権。
あと一つ勝てば、
国立競技場が待っています。