昼から
室井慎次 敗れざる者 を観て
ホットヨガを挟んでの再訪
グランドシネマサンシャイン池袋へ
 
八犬伝
 
 
あまりに熱くって
ホットヨガ途中でリタイアして、
爆睡が怖くてポップコーンとコーラを〜〜
 
安房を舞台に繰り広げられる、
呪いからの解放戦士たちの話は
かつての薬師丸ひろ子版、
里見八犬伝 もあり有名かもだが
今回はこの劇中場面と並行して
執筆している作者の周辺のお話
 
劇中劇では、
里見八犬伝ではどうだったっけ、
どちらが原作に近いのかは知らず、
似て非なるものだった
 
現実世界の方では、
作者滝沢馬琴は超真面目な男、
戯作者である自分を恥じたりして
息子を武士にしたいと厳格に育てる
妻は桶屋の娘ゆえのべらんめえだが、
後に息子の嫁に来るお路は無口だ
 
過去の戯作の挿絵を描いた北斎が
時折やってきては八犬伝の進捗を聞く
 
ストーリーを聞いてはその場で描き、
それでも今回、挿絵は描かないと
イメージだけを見せては破いて帰る
 
不思議な二人の芸術家の交流が
とても良い運び役となっている
 
やがて寄る年波で馬琴は目を患い、
25年以上も続く作品のクライマックスは…
 
生真面目な男の生み出した虚の世界、
虚実の禅問答のようなやりとりも
かなり面白かったけれど、
 
彼の書いた八犬伝の発端は
口は災いの元、
ってことだよね、
と、ちょっと突っ込みたくなったりもして
 
そしてやっぱり磯村優斗と河合優実、
若手実力派の二人の無駄遣いに心痛むなぁ
ここに関しては残念なり
 
 
3年ほど前に再見した 里見八犬伝 
ここに貼った亡き仲間のリンク先は
すでに存在しなかった悲しさよ…
もう一度、里見八犬伝を観てみようかな
 
 

 

 

 
 

映画ランキング
にほんブログ村 映画ブログ 映画劇場鑑賞へ
にほんブログ村