パタンパタンパタン。
いわゆる正座というものは、こんなにしんどいものなのかいっ、と感じ入る今日この頃でありまする。
と言いますのも、
知人の紹介で、以前からやってみたいと思っていた茶道なるものを習うようになったからなのです。
最初にお試しで一回。コワゴワです。怖いもの?見たさだったかもしれません。
いやはや、何が驚いたかというと、正座をしたままでお茶を点てるなんていうのは、神業に近いぐらい体力がいるものなんや!!というところです。
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先生から一通りは体験させていただいたのですが、まず身体が保てないことに驚くのです。
お茶碗に自分の手で入れたはずの、お茶筅が動かせないんですな。
テレビの映像や、日本を紹介するときの何かのイメージ画像では、そう、手先でシャカシャカしゃカッと向こうに手前に軽やかに素早く動くお茶筅のイメージがあります。
そんな、そんな。
シャカシャカなんて、なんですのん?
とんでもなか。
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膝が痛いわ。足首が痛いわ、腰が痛いわ、背中丸まるわで、自分はからくり人形かもしれんと思うほど、おいでおいでをするようにゆっくりと振るぐらいしか無理でございました。
ワタクシ痛い足を感じながら貧血起こしそうになりながら、目はギョロメ、びっくり仰天。
代わりに先生が見せてくださったお手前は、とても美しく、素早く、人間業には思えませんでした。
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それでも、ああ美しい所作が出来る様になれたら世界が広がりそうだなあ、と、入門?致しました。
まだ3回か4回でしたか。
兎にも角にも骨骨のこの身には、正座が辛うございます。
ああそうそう、加えて、座る動作だけではありませんでした。
一通りお点前を行った後では、もう、足は別人のものになっておりまして。痺れ、、、、とかそんな生やさしいものではなくて、うーーーーーーーん、足の感覚がなくなると言った方が近いですよね。
そのため、あやうくその場に立てたとしても、畳についているのが、足のどこなのかがよくわからんという様子なのです。もしかすると、ものすごいバレリーナのようなつま先ダチになるかも、や、いつの間にやら足の側面を畳につけて平気で立ち上がってしまうのかもしれないという、怖さというのでしょうか。
こりゃ、家で立ち座りの練習せんことにゃー お稽古場に行っても何も学んで帰れんぞーと少々慄き、それでもどうにか家でのお稽古をする様になったのが1ヶ月後。にぶーいにぶーい初動でございました。
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近頃は、立ち座りがどうにか出来る様にはなりましたが、平気だと思ってずっと正座をきめていた2回目?のお稽古では、足のクルブシの前方あたりが見事に座りだこができ、少々腫れてしまいました。ばあちゃんの足にずっと出来ていた座りだこを思いましたよ。
そのため、
現在は膝にはバレーボールの選手のような膝を守るサポーター。そしてくるぶしの辺りには、足袋の内側に薄いクッションを入れ込み、お稽古をする様になりました。
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いやはや、からだを折りたたむ正座というのは、、、、うーんあまり年齢を重ねると出来な苦なるよなあ、、、、と痛感しつつ、、、出来るところまでは続けてみようかと思い、シャカシャカ道の歩みを始めたところの超、超、初心者でございまする。
はてさて、この先々は如何に。
ではまた来週。