鉄道ファン愛読50年、桑名市内の書店で購入した2024年11月号の表紙は近鉄の新型通勤車両8Å系でした。今年から毎朝お世話になっている近鉄電車一般型車両としては24年振りの新型車とのことです。特集は国鉄特急形電車ストーリーでした。デビュー66年、国鉄形特急車両の終幕、伯備線で活躍した381系引退へはなむけとして特集されました。価格は1,250円税込でした。購読50年を迎えた鉄道ファン誌、1974年11月号の表紙は北陸本線田村駅で撮影されたED709交流型電気機関車でした。特集として北陸本線の新しい主役たち、ED70撮影のポイント、などでした。巻頭のカラーには旧型の私鉄電車が活躍する秋の富士急電鉄、京福電鉄越前本線。只見線の最後の秋を駆けるC11など50年前の見どころが掲載されています。特集は北陸本線の歴史、その中でも米原、敦賀間の機関車の変遷に的が絞られていました。交直の切り替えで活躍したE10やD50そしてDD50からDE10へ、50年後の今となり敦賀まで直流化、北陸新幹線の開通など想像もできませんでした。また湖西線が開通しEF81の活躍が始まり関西と北陸を結ぶ主要列車は湖西線経由に切り替えられる日が目前に迫っていました。その影響を受けたのが交流電化のパイオニアED70、その去就が注目されているとの話題です。ED70の運用や撮影地なども紹介されています。今年開業60周年を迎えた東海道新幹線は当時開業10周年。博多開業を目前に控え新しい食堂車が新製され編成に組付けられる話題、記事にはゼロゼロ系の表記があり0系という呼び名がすでに存在したことを知りました。REPORTでは名鉄ニュース、先日釣り歩きで利用した知多新線が当時途中駅上野間まで開業しました。名車パノラマカー7000系は8次車がデビューし主に座席指定特急として活躍を始めた情報が報じられています。飯田線の話題ではED62の登場や、豊川の日本車両では韓国向け通勤電車が新製されてEF10が専用線から引き出し豊橋からはEF60にバトンを渡し名古屋港まで輸送されています。阪和線で運転されたEF58牽引の臨時急行きのくに号、9600の天下であった田川線にDL化が始まった、北九州市営交通の貨物列車廃止、481系特急雷鳥号など50年に時を渡り両誌に掲載されていました。などまだまだ懐かしい情報満載でした。

 

付録されていた北陸本線昭和49年7月20改正ダイヤです。50年前販売価格は530円でした。ぜひ最新版と合わせファン誌の電子バックナンバー閲覧サービスなどでご覧いただきたい一冊です。

 

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