段ボールに眠る鉄道模型を紹介する御幸山工場です。今回は3回目になりますが全般検査入場中のNゲージ、関水金属のEF70です。高校生時代に友人から一山500円で譲ってもらった車両のひとつでした。整備にあたり破損していた台車を不動状態のEF65から譲り受ける処置をしました。さらに断線していた屋根上の配線を手荒くボンドで修復しました。

 

修復した配線を白、ステンレス帯のハゲを銀色のマーカーペイントでタッチアップしておきました。

 

破損したパンタグラフは替え部品がないのでそのまま装着しておきました。大きく破損していた台車を交換しただけで見かけは改善しました。

 

ここからは試験運転です。キッチンテーブルに試走線を施設して試運転開始です。単機での試転では当時の車両らしく重々しい動きながら快調に走行しました。

 

20系客車を3両連結しての試運転です。台車交換と合わせカプラーも調整してカニを連結して快調に走行してくれました。

 

おそらくメーカー出荷から45年以上経過した鉄道模型の車両ですが、ブレのない走りに敬意を感じました。関水金属EF7027に敬礼です。

 

工場出場にあたり展示レイアウト御幸山カーブで撮影をしておきました。

 

カーブの外側からも撮影してみました。イメージとしては寝台特急日本海でしょうか。当時製品の特徴であったカプラー一体型の可動スカートが気になりますが、今となってはこのタイプの機関車が貴重なコレクションとなりました。出場までに随分と時間がかかりましたが、最後までご覧いただきましてありがとうございました。

 

(撮影:Canon EOSKissX7)

 

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