50代のアンティーク着物43 *暈しの羽織

もう一年前になるでしょうか。
大江戸骨董市で買った羽織が、まだ着れてないのですよ。
紫の暈しの羽織です。

アンティーク長羽織

アンティーク羽織
刺繍もすばらしいのです。
アンティーク羽織
暈しって儚げて美しくて大好きなのですが、似合うタイプではないので手持ちに少ない。
この羽織を使ったコーデが思いつかず、どうにも使いあぐねていました。

でも夏に11本セットで買った帯のなかに、アンティークの昼夜帯がありまして。
渋くてよいのでは?と思ったのですよ。
地味コーデが好きなのでね。
私が着たら浮くであろう暈しの麗しさを、ほどよく相殺してくれるのではないかと期待。
アンティーク帯

菊柄の帯なので、着物も菊にしました。
着物コーデ

帯留め
帯留めは破格だった陶製の柿。
簪は珊瑚色の玉が付いた、べっ甲風。
簪
羽織紐は手作り。
貴和製作所のキノコのチャームを使ったもの。
アンティーク羽織

着たところ。まずは羽織なしでパシャリ。
帯がふにゃふにゃです。相変わらず半衿ずれてるし…。
着物コーデ

暈しの羽織をプラスしたところ。
着物コーデ
合わなーい!
ぜんぜん合わなーい!
ここまで合わないのも珍しい。
駄目ですねぇ。残念。
ということで、またも箪笥に戻ることになった羽織。
合いそうな着物を見つけるまでお眠りください。


着物コーデ
かわりに、いつもの長羽織を着ました。
着物のくすみ具合にピッタリのくすんだ羽織です。
しっくりきました。落ち着くわ。
やっぱり、くすみカラーが好きなのだなと再確認しましたよ。



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