「虎に翼」第98回~第20週「稼ぎ男に繰り女?」 | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「虎に翼」 第98

第20週「稼ぎ男に繰り女?」

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

寅子) そしたら、航一さんが急に、
 「僕は経験にお金を払ったので、

 後悔はありません」とかおっしゃ

 って…。何言ってんのって…。
(航一の家族は笑っていない)

おやおやおや?

**********

(後片付けをする航一)
寅子) あの、本当にお手伝い
 しなくていいのかしら?
航一) 気を遣わなくていいよ。
 それに僕も今度、寅子さんの

 家にお邪魔するんだから。
寅子) ああ、その件は…。
優未) 花江さんと直明

 兄ちゃんがケンカ中なの。
航一) ケンカ。
優未) 直明兄ちゃんは、結婚しても
 あの家に住みたいって言ってるんだ
 けど、花江さんが同居は駄目だって。
寅子) こら優未、勝手に家族のこと
 をベラベラ話さない。
優未) でもいい解決策をくれるかも
 しれないじゃない?
航一) なら、
 僕たち一緒に住みますか?
寅子) ごめんなさいね、心配かけち
 ゃって。もっと別のところに問題が
 あるようなのよ。

♪(時報)
航一) なるほど。
優未) お母さん…お母さん今航一

 さんは、「一緒に住みますか?」

 って言ったんだよ。
寅子) うん?
百合) お持たせのケーキ、
 とてもおいしそうですわ。
 ありがとうございます。
寅子) あの、お手伝いします。
百合) まあまあ。
 朋一さん、のどかさん。

(廊下の陰で笑顔を作り、
部屋に入る朋一とのどか)


**********

<猪爪家>
優未) あれは、
 絶対、プロポーズだったよ。
花江) ええ、絶対にそうだわ。
寅子) そう? 優未と私を心配
 しただけじゃないかしら。
花江) いいえ絶対に
 プロポーズです。
 航一さん勇気を振り絞って
 言ってくれたんじゃないの?
 かわいそうに。
寅子) はて?
花江) 何が、「はて?」なのよ。
寅子) 私が、この手の話に
 鈍いのは、認めます。
花江) あら自覚はあったのね。
寅子) その上で、結婚は、どちら
 かが勇気を振り絞ったかどうかと
 いう問題ではない。お互い求める
 ものが一致するかどうかを確認し
 た上でするものでしょ? そもそ
 も私たちにはお互い家族がいて、
 いい年で、その他もろもろ鑑みて
 も、結婚する意味を私は見いだせ
 ないと…。
花江) もういいわいいわいいわ。
 ねっ。今日は、ほら、無事にご
 挨拶ができた。それでよしとし
 ましょう。ほら、向こうのご家
 族もいい方たちだったんでしょ。
優未) それはまだ分からない。
花江) えっ?

優未) だって航一さんの家族、

 みんなニコニコしてるけど、

 目が笑ってないんだもん。

寅子) えっ…そ…それは、

 血筋というか。

優未) でもおばあちゃんは

 本当の航一さんのお母さん

 じゃないんでしょ?
寅子) それは、そうね…。

直明) 航一さん来てもらいなよ。

寅子) お帰り、直明。

 えっと、今の話は聞こえた?

直明) 僕と花江さんのことはさ、

 気にしないで。

寅子) 花江…一度2人きりで

 ゆっくり話し…。

花江) 直治ったらいつまで河原で

 サックスしてるつもりかしら。

優未) もうそろそろ帰って

 くるんじゃない?

花江) 心配だわよね、一緒に

 迎えにきましょう。ねっ。

優未) 私はいいけど。
花江) あっ、トラちゃん。直明ちゃんに
 ごはん、出してあげてちょうだいね。
寅子) 花江。

(優未を引っ張り、
出て行ってしまう花江)

**********

<星家>
百合) 寅子さん、とても気さくで、
 よい方でしたね。優未ちゃんも

 お利口さんですし。
航一) そう言ってもらえて
 よかったです。

(晩ごはんを黙々と食べる4人)

**********

<猪爪家>
直明) ずっとあんな感じなんだよ。

 話そうとすると、ああやって逃げ

 られてさ。

寅子) 花江は、お嫁さんの立場を

 よく分かっているから…。直明が

 結婚したいその、お相手のことを

 考えているんじゃないのかしら?

直明) それは分かってる。

 でも、僕はどうしても家族の

 みんなと一緒にいたい。

 離れたくないんだ。

 戦時中のことを思うとね。

 理屈じゃないんだ。

 とにかく怖いんだよ。

 頂きます。

(直明を見つめる寅子)

 

**********

 

<東京地裁>

(所長室に残り、訴状を見ている、

険しい顔の桂場)

 

**********

 

寅子) おはようございます。

汐見) おはよう。

漆間) おはようございます。

汐見) 佐田さん、大変な案件を

 この部で引き受けることになった。

(訴状を見る寅子)

 

それは、昭和20年、8月に、

広島と長崎に投下された、

原子爆弾の被害者が、

日本政府に賠償を求める

裁判でした。

 

(原告代理人は、雲野六郎)

 

**********

 

<事務所>

雲野) 弁護士、山田よね…。

 そうかい、司法修習が、

 終わったところかい。

岩居) この前、偶然ここの話を

 耳にしてね。うちの事務所のよ

 うに、金にならない事件ばかり

 扱ってるやつらがいるって。

(笑い声)

雲野) 更に詳しく話を聞いたら、

 どう考えても、「あの山田君だ」

 となって、それでつい、会いに

 来てしまった。

轟) ありがとうございます。

雲野) 山田君。

 その節は、すまなかった。

よね) はっ?

雲野) 君と、常盤君に、辞めて

 もらったこと。その後も、君たち

 を呼び戻そうとしなかったこと…。

よね) 昔話はやめましょう。

 それで、何が目的ですか?

雲野) 我々は今、被爆者の方々を

 原告として、日本政府に、賠償を

 求める、訴えを起こしている。

轟) えっ…あっ…国に、アメリカの

 落とした、原爆の損害を?

 

**********

 

<東京地裁>

漆間) 「原告、栗岡隆文。広島で

 被爆。当時47歳。子供5人が爆死。

 自身もケロイド、腎臓肝臓に障害。

 就業不能」。「原告、吉田ミキ。広

 島で被爆。全身にケロイド。痛みの

 ため就業不能」。「原告、浜田次夫。

 長崎投下で、妻と4人の娘を失う」。

 「原告、河島真知子。当時14歳。

 広島で被爆し、両親を亡くす」。

 「原告、岩本泰三。広島…」。

 すみません。

寅子) いいのよ。

 

**********

 

<事務所>

岩居) 原爆投下は、通常の戦争行為

 を逸脱し、無差別に民間人を犠牲に

 した行為で、明らかな国際法違反だ。

 それゆえに、アメリカは被爆者の方々

 に対して、損害を賠償する責任がある

 ということを訴えたい。

よね) でも…。

岩居) ああ、既に平和条約を締結して

 しまっている今、日本は、戦勝者であ

 る、連合国側に、賠償を求める権利

 を放棄している。ならば、放棄した日

 本国に対して、賠償を求めようという

 のが訴えの骨子だ。

雲野) 多くの民間人が犠牲となった、

 国際法違反と言える行為の責任を、

 戦勝国であるがゆえに、問いただす

 ことができないというのは、あまりに

 も不公平だろう?

よね) 今、訴訟に踏み切った

 理由はあるんですか?

今居) 去年、

 あの事件があっただろう?

よね) 第五福竜丸事件。

 

昭和29年3月。

アメリカ合衆国は、ビキニ環礁で、

水爆実験を行い、日本の漁船、

第五福竜丸が被爆しました。

その事件は、大きな社会問題と

なったのです。

 

雲野) 忘れ去られることがないよう

 に、同じ過ちを繰り返さぬように…。

 誰かが声を上げねばならん。

轟) 先生は俺たちに、この訴訟の

 手伝いを頼みに…。

雲野) ああ…。だが、今すぐにと

 いうことではない。ご覧のとおり、

 私ももう年でね。あちこち体も悪

 くて…。具合が悪い日は、つい

 弱気になってしまう。だから…

 私にもしものことがあった時は、

 2人で、岩居君を、助けてやって

 くれないか。

轟) そんな、もしものことなんて…。

よね) 分かりました。

轟) おい、お前勝手に…。

雲野) ありがとう。

 本当にありがとう。

よね) 頭を上げてください。

雲野) (泣き声)

岩居) 先生…。

雲野) ありがとう。

 ありがとう…!

 

**********

 

汐見) 原告は5名。広島と長崎に

 原爆を投下した行為は、残虐な

 兵器の使用や、無抵抗の市民

 のいる都市への攻撃を禁じた、

 国際法に違反するとして、日本

 政府に賠償を求めています。

寅子) 争点は多岐にわたりますね。

汐見) そのとおりです。

 「国際法の問題」、「戦争とは」、

 「戦争のルールとは何か」。

漆間) 「原子爆弾とは何か」、「日

 米関係のこれまでとこれから」、

 「犠牲者の方々とどう向き合い、

 これからの教訓とするのか」。

寅子) 「そもそも、あの戦争とは

 何だったのか」。

(一点を見据える寅子)

 

**********

 

(自宅で、

一人ウイスキーを飲む航一)

 

(回想)

航一) ぜひ2人とも家に

 いらしてください。

 家族を、紹介したいので。

寅子) あらっ、うれしい!

 私も家族を紹介したいわ。ねっ。

優未) うん。

 

(回想)

航一) 僕たち一緒に住みますか?

寅子) もっと別のところに問題が

 あるようなのよ。

 

(回想)

桂場) いい年をしてそんなことを、

 おおっぴらにすべきではない!

 

(グラスを置き、家族写真の中の

照子を見る航一)

 

**********

 

超簡単感想で♪

 

家族紹介の次は、一緒に暮らす提案。

プロポーズセンサーが故障、いやもと

もともとそのセンサーがない寅子は今

回も華麗にスルーw ドンマイ、航一!

 

 

「虎に翼」関連ブログはこちらから↓

「虎に翼」関連ブログリスト

「朝ドラ」関連ブログリスト

 

●「虎に翼」HP

 

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  翻译: