「おむすび」第3回~第1週「おむすびとギャル」 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「おむすび」 第3

第1週「おむすびとギャル」

 

 

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「日々のダダ漏れ」

 

 

風見) 俺と一緒に、書道せん?

 

**********

 

(半紙に向かい、筆で

自分の名前を書く結)

(丁寧だけど、ひょろひょろ、

おどおどした文字)

結) 書けました。

(半紙を手に取り、

文字を眺める風見)

風見) 米田は、自分の中で何か、

 抑え込んどうことない?

結) え?

恵美) 先輩、分かるんですか?

風見) 字ぃ見ると何となく、その

 人ん気持ちがね。自分で、無意識

 に我慢しとうことない? その悩み、

 書道で少しば解消できるかもしれ

 んよ。書道の目的は、字をうまく

 書くことだけやない。自分と向き

 合うこと。俺が教えちゃあよ。

(風見に見とれる結)

 

**********

 

<桜並木>

結) きれいやったな。

恵美) きれい…。

 なんが?

結) え? あ…あの~字!

 うん、風見先輩の字。

恵美) そりゃそうよ。風見先輩、

 小学生の時に福岡の大会で、

 1位になって、今も全国大会で

 何度も入賞しとうとよ。

結) すごい。

恵美) なら米田さん。

結) ん?

恵美) これ。当然入るやろ?

(入部届)

恵美) 先輩も言いよったけど、

 書道って字書くだけやないっち

 ゃん。半紙は白いキャンパスと

 同じ。筆を使って、自己表現す

 ることができるんよ。

結) そうなんや。

恵美) 大丈夫。絶対書道楽しい

 けん。一緒にやろ!

結) う…うん…。

恵美) 米田さん、いや、もう

 今日から結ちゃんって呼ぶ。

 よかろ?

結) もちろん、いいけど…。

恵美) 結ちゃん、書道を学ぶ

 ってことは、日本語の美しさ、

 日本文化を再認識するってこ

 とでもあると。

結) 恵美ちゃん、何か顔怖いよ。

恵美) そうやん! 今度の日曜日、

 天神で書道の展覧会があるっちゃ

 けど、一緒に行かん?

結) 展覧会?

 いや…何か、難しそうやし。

恵美) 先輩も来るって。

結) 行く。

 

**********

 

(立漕ぎでぐいぐい自転車を走ら

せる、ニヤニヤの止まらない結)

 

**********

 

(自転車を押して坂道をのぼるの

も、楽しくてしょうがない結)

 

**********

 

(作業場で雨合羽に

着替えている愛子)

結) ただいま~。

愛子) あ~結おかえり。

 何? ご機嫌だね。

結) 学校でいいことあった。

愛子) へえ~あとで聞かせて。

結) ん? どこ行くと?

愛子) ちょっと畑!

 

**********

 

(土を盛り上げた上に、黒いフィ

ルムシートをかける聖人と佳代)

(愛子と結が来る)

結) どうしたと?

聖人) これから大雨が降るって

 おふくろが。

結) 雨? すごい晴れとうけど。

佳代) 教えたやろ?

 雷山に雲んかかったら雨が降る

 って。あん様子やったら風も強

 う吹くやろうけん、一時間後に

 は、大荒れやね。

愛子) おばあちゃんの予想なら

 間違いないから。

聖人) 参ったな。今日中に

 終わらせないかんのに。

佳代) 「百穀春雨(ひゃっこく

 はるさめ)」。春の雨は穀物を

 潤す恵みの雨。こん雨で、もっ

 とよか野菜の育つやろ。

聖人) オヤジは?

愛子) あ、飲みに行った。

聖人) ったく…よし急ごう。

愛子) よし。

結) うちも手伝う。

愛子) あ~いいよ、結。

結) 大丈夫。着替えてくるけん。

 

**********

 

(日の暮れかけた畑で、

作業を手伝う結)

 

**********

 

(米田家の庭に雨)

聖人) あ~参ったばい。

 結、手伝ってくれて、

 助かったわ。

結) うん。

愛子) 結、先にお風呂

 入っちゃって。

結) うん。

 

**********

 

(ベッドに寝ころび、

書道部の入部届を見る結)

(ノック)

愛子) 結、入っていい?

結) え? あ~うん…。

愛子) 学校から帰ってきた

 時さ…。ん? 何か隠したね。

結) ん? いや、

 か…かくしてない。

愛子) バレバレだから~。

 まあ見せたくないならいいけど。

(観念して入部届を差し出す)

愛子) 書道部?

結) 同じクラスの、恵美ちゃん

 に誘われた。絶対楽しいよって。

 ただ…どうしようかなって。

愛子) 何で?

結) いやうち、畑の手伝いがあ

 るけん、部活やりよう暇ないし、

 それに…。

愛子) ん?

結) いくら、楽しくても、

 なくなっちゃかもしれんし…。

 

(回想)

愛子) 結!

 

(幼い頃の記憶がよぎる結)

(結を見つめる愛子)

愛子) 結。

結) ん?

愛子) そんなことない。

 大丈夫だから。

結) そう…かな?

愛子) そうだよ。

 それに、畑手伝ってくれるのは

 助かるけど、それで結がやりた

 いこと諦めるのは、お母さん

 寂しいよ。

結) なら…やってみようかな。

愛子) うん。だけど、何で書道?

 今まで書道の「書」の字も

 言ったことないでしょ。

結) 何か、すてきな先輩が

 おったんよね。

愛子) すてきな先輩?

結) うん。すごい字がきれいで、

 優しそうで。うちが、自分の名前

 書いただけで、悩みとかも言い当

 てて。

愛子) へえ~すごいよね。

結) すごいよね、風見先輩。

 うちが字書くの苦手って言った

 ら、「俺が教えちゃあ」って。

愛子) 俺!? え? え? 待って。

 先輩って男の子?

結) うん。

愛子) ほぉ~。

結) あ、でね、今度の日曜日、

 先輩たちと、展覧会に行くこと

 になって。

愛子) ほほう~。

結) 何? 「ほほう~」って。

愛子) フフッ、いや、何かいいな、

 そういうのと思って。

結) そう?

 

**********

 

福岡 天神

 

<待ち合わせ場所>

恵美) あ!

 田中さん、松本さん、大竹部長と、

 川島副部長。みんな先輩方。

結) そ…そっちの先輩。

 

話が違う!

 

**********

 

<書道の展覧会>

 

なん? この、みみずが

這いつくばったような字。

 

恵美) ねえ結ちゃん。

結) ん?

恵美) この表現力、すごかろう?

 ほら、この情感を筆に託しとう

 感じ。筆遣いが巧みで変化に富

 んどって、たまらんよね~。

結) そ…そうやね。

 

なん言いようか全くわからん。

 

**********

 

うち、こんなんで書道部

やっていけるんかな。

 

(天神の街を歩く結たち)

(ゲームセンターにギャル)

結) あっ…。

(隠れる結)

(ギャルの様子を見ている一同)

大竹) 嫌やな、ああいう連中。

川島) あんなとこに座り込んで、

 迷惑って思わんのかな。

(結を見る恵美)

恵美) うち、

 ギャルって苦手なんよね。

結) あ…う、うちも。

大竹) 米田、まだ時間ある?

 近くに、別の書道展あるっ

 ちゃけど。

結) あ~…。すみません、うち、

 家のこと手伝わんといかんくて。

恵美) えっ、そうなん?

大竹) なら、俺らだけ行くか。

3人) はい。

結) ここで、失礼します。

(先輩たちを見送り、歩き出す結)

結) (ため息)

(目の前に理沙)

結) わっ! また!?

 ねえホントに忍者?

瑠梨) あ~妹ちゃんじゃん!

 こっちこっち!

 ねえ一緒にプリ撮ろう!

鈴音) 撮ろうプリ!

結) ちょちょちょちょちょ…!

(ゲームセンターに

連れ込まれる結)

結) やめてください!

 

**********

 

理沙) はい、ここに座って!

瑠梨) てか会いに来てくれたの?

結) 違います、偶然です。

瑠梨) ならこれもう運命じゃね?

 やっぱ総代になるしかないっしょ!

結) 何でそうなるんですか?

 やりませんよ。

珠子) ルーリーもういいって。

鈴音) てか眠~い。

 

あの人、

いつもお菓子食べとう。

 

瑠梨) ねえ、ギャルやろうよ~。

結) いや…うちみたいな、

 普通の子には無理です。

瑠梨) え、妹ちゃん絶対

 ギャル似合う。

理沙) うちもそう思う。

 目とか大きいけん、つけまと

 カラコンするだけで、チョー

 別人になるよ。

結) いやうちそういうの

 興味ないし。

鈴音) え~もったいない。

 楽しいのに~。

理沙) うん。

結) なら、これで。

瑠梨) てか、アユの妹なんやし、

 お姉さんのためにも協力してよ。

結) お姉ちゃんのため?

瑠梨) そう。

結) あの、そもそも、お姉ちゃんが

 ギャルやっとったのって、だいぶ前

 ですよ。もうそんなに影響力ないん

 じゃ…。

瑠梨) もうありまくり! どんだけ

 やし! アユさんチョーかっこよか

 ったんやけん。

結) 会ったことあるんですか?

瑠梨) うちが10歳の時、ここで

 怖い人に絡まれてたら…。

 

(回想)

女性) やべ! 

 ハギャレンのアユかよ。

(財布を投げ捨てる音)

 

瑠梨) アユさんが助けてくれた。

 その日からずっとアユさんに憧れて、

 服装も髪型も学校もハギャレンも

 全部アユさんの後追っかけてきた。

結) …しょうもな。

瑠梨) は?

珠子) 今何つった?

結) あ…いや、その…。

(駈けてくる足音)

男性) あ、お巡りさん、ここです!

 女の子が、不良に絡まれてます!

 

**********

 

超簡単感想で♪

 

結の影の部分が見えてきたね。

これから少しずつ分かってくる

のだろうけれど…。子供には好

きなことをやって、楽しそうに

していてほしいと思うよ、親は。

 

 

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