【感想】怒涛と波乱と隠れたドラマ「SASUKE2024 第42回大会」
目次
けいしき あわし
去年はSASUKEが2回もあってサイコーでした。
Y.CB
ふむ。
去年も無事開催されたSASUKE 第42回大会。
2024年は夏にワールドカップ、クリスマスに42回大会と、久々に年2回SASUKEを嗜んだ眼福の年でした。
今回もまあハイレベルなことで。
1st STAGE
今回のクリア者28人!?
いやいや、おかしいでしょ。
今の1stってヤバいのよ。
- 実力者も稀に落とす最強の足切り「クワッドステップス+ローリングヒル」
- 誰もが初体験の新エリア「スクリュードライバー」
- バランスと理解ゲー+柱が増えた「フィッシュボーン」
- 瞬発力+脚力チェッカー「ツインダイヤ」
- 1st最難エリア「ドラゴングライダー」
- フィジカルモンスター「タックル→そりたつ壁コンボ」
そんでタイムが110秒。
最強の1stかつ、今回は脚力とスタミナも求められる難関コースなワケですよ。
なのにクリア者は28人。
魔城もだけど、選手のインフレもヤベェ。
しかし裏を返すとそれだけSASUKEに「出場したい!」とか「人生賭けてる!」という人が出てくれている証拠でもあるワケでして。
ファンとしてはやっぱり嬉しい限りですよホント。
おかげでSASUKE新世代、サスケくん世代、黒虎全員がめでたく1st突破という快挙。
しかも又地さん、菅野さん、長崎さんが全員1st突破したのも久々じゃない?めでてぇ!
なおすっかり1st最速プレイヤーで定着した梶原颯さんは44秒残し。
SASUKE新世代の残りタイムの平均が5~10秒、サスケくん世代が12~15秒ほどと考えると異常さが伝わってくる。
一方、前回3rdのクリフまでいった京大SASUKEサークルの山下裕太さんはもったいなかった……。
というかスタミナがより一層求められたせいなのか、そりたつ壁で苦戦する人が多かった印象。
2nd STAGE
エリアそのままタイムを5秒短縮しまーす。
もうね、アホかと。バカかと。
2ndってもとの100秒どころかローリングログ初登場で完成した38回の105秒という設定でも結構ギリギリなんですよ。
なのに95秒。ヤバいでしょ?
……にもかかわらず16人もクリアがいるワケ。1stのクリア想定人数ですよねソレ。
しかも1stもバケモノじみていた梶原颯さんは25秒残し。すごすぎる。
しかし今回の2ndはやっぱり黒虎の中島くんですよなぁ。
高校1年生でこの2ndをクリアしちゃうわけだし、成長度がハンパない。
あとほぼほぼカットで悲しかったけど、2ndに苦手意識がかつてあった山本桂太朗さんも無事クリアして嬉しかった。
すっかり3rd常連ですなぁ。
その一方で、雨の影響で凶悪化したローリングログにやられた人たちは無念だったでしょうね……。
これもSASUKEといえばソレまでなんでしょうが。
又地さんの3rdをまた見たいものです。
3rd STAGE
今回の3rdといえばスイングエッジ。
形がXXXだったのが、XYXとなり、2つ目のY字型の部分は両手で中央を持たないといけない仕様にマイナーチェンジ。
これが意外にも猛威を振るい、スイングエッジ初クリア者でもある梶原さん、黒虎の髙須賀さん、日置さん、山本桂太朗さん、川口さん、山本良幸さんと有力選手が相次いでリタイア。
特に川口さん、山本桂太朗さん、山本良幸さんは他選手以上にここから先のクリフやバーチBURSTを見据えていただけに惜しい……。
んで。
前回初出場でバーティカルリミット.BURSTまで到達した銀行員の宮岡良丞さんよ!!
凶悪バーティカルリミット.BURSTを無事クリアし、パイプスライダーのジャンプも問題なく(振りがスゴかった)
FINAL進出!!おめでとう!!!
1年しっかりやってきた努力が報われた瞬間ですなぁ。
一方、サスケくんこと森本さんは残念……。いやむしろ少し前まで体調不良だったのにバーチBURSTの最後の板を掴むとこまで行っただけでもスゴいわ。
というかサスケくんが三度同じエリアでリタイアしたのってはじめてじゃない?
意外なリタイアを経験したそりたつ壁も37回と39回の2回で、サーモンラダー15段が現れた第6期FINALも35、36回タイムアップで38回で完全制覇なのでリタイアは2回。
次回は相当対策してくるんだろうなぁ。
FINAL STAGE
あれだけ化け物じみていた実力がある宮岡さんでもサーモンラダー15段を登り切るのが限界なのか……。
サーモンラダー15段が登場した第6期FINAL以降、綱登り10mをまともにトライできたのってサスケくんだけだし、サーモンラダー15段を登り切ったのも、サスケくん(35、36、38、40回←!?)、山本良幸さん(40回)、宮岡さん(42回)と3人だけ。
(ワールドカップを含めるとアメリカのブライアン選手も登りきっているので4人)
そもそもFINALって専用の練習をするために他のステージの練習を犠牲にしないといけないのもあって、考えるだけでも完全制覇って難しいのが分かるんですよね。
特にFINAL攻略を主にして大会まで頑張ってきたら、1stや2ndの意外なところでリタイアしてしまうなんてSASUKEあるあるなワケですし。
しかも城主の厄介なところは、FINALが攻略されそうになったタイミングで1st~3rdに鬼門を用意するクセがあるところ。
例1:12回の長野さんFINAL→13回で全体大リニューアル。特に厄介だったのが3rdにジャンピングバー、クライミングバー、デビルブランコ追加
例2:36回の森本さんFINAL→37回で2ndにローリングログ、3rdにクリフハンガーディメンション追加(この回は不調で稼働しなかったが森本さんがそりたつ壁でリタイアしてしまった)
例3:40回でFINAL3名→41回でバーティカルリミット.BURST
書いてみて思ったけど、やっぱり城主って鬼畜!
まあそこに挑もうとする挑戦者の方々を見るのがとても楽しいんですケド。
そうそう、最後に今回は特に各ステージクリア人数が多い分、SASUKE新世代とサスケくん世代は本放送ではとにかくカットされがちでした。
バーチBURSTまで行ったにもかかわらず放送では3分も写ってたか?と、毎回本放送では挑戦を写してくれない多田さんが不憫でねぇ……。
本放送は体験版で、Paraviで見れるノーカット版に誘導したいのか?いやいや、もーちょっと有力選手をカットしないで見せてくださいよ~……って、一昨年までなら言ってました。
しかし、この記事を書くちょっと前にようつべにあるSASUKE公式チャンネルで、森本さんの3rdノーカット版を見たんですよ。
動画はバーチBURSTでリタイアし、池から上がってうなだれ、インタビューを受ける森本さんまでしっかりノーカット。
コレ見て思いました。
「あー……この流れ、第3期に3rdで敗れたSASUKEオールスターズや新世代のインタビューと同じ雰囲気や……」と。
これが昔好きだったSASUKEの雰囲気。リタイアしても華がある、これがSASUKEの醍醐味。
しかも森本さんのインタビューのここすきポイントは、途中でマイクを向けていた近藤アナが「杉山さんお願いします」と話をふるところ。
森本さんとTBSの杉山アナウンサーって、選手とアナウンサーの関係にもかかわらず、どこか絆があると思うんですよ。
復活した風雲たけし城のときも、森本さんの挑戦のときだけSASUKE風の編集+杉山アナの実況に切り替わったなんてこともありましたし。
杉山アナの実況はどこか初代メイン実況だった古舘伊知郎さんを彷彿させるような、いや、この人SASUKEに関わった全アナウンサーの実況の研究して実況に挑んでいるので今SASUKE実況をする方で一番好きな方です。
昔っからですがこうした名実況を見るためにSASUKEを見るまである。
そう思わせるほど、杉山アナのSASUKE愛が伝わってくるんですよねぇ。森本さんとは第6期FINALの挑戦を見届けた戦友でもあるので、愛がより一層強いのがわかります。
そしてSASUKEの公式チャンネルの何がいいかって、選手以外にもこうしたアナウンサーのエピソードや想いみたいな隠れたドラマも教えてくれるのですごくいい。
SASUKE公式チャンネルを見ていると、今のSASUKEって第1~3期あたりのSASUKEが好きだった人たちが現場に立って作っている、選手、実況、作り手、応援の観客の全員が作り出すひとつなぎの総合芸術のような美しさがある。
だから来年のSASUKEも非常に楽しみだし、これからSASUKE公式チャンネルで上がっていくであろう未放送シーン動画も楽しみです。
もちろんParavi版もみます。
けいしき あわし
個人的に第6期(32回)からみんなで挑む完全制覇感が強くなったと思う。
Y.CB
なるほどな。
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