10月22日のカトリーヌ・ドヌーヴの81歳の誕生日を記念して、ドヌーヴの映画を最初期から、たどり返しています。


今日は、1980年代に戻ります。

ドヌーヴは、1980年の『終電車』により大きな興行的な成功を収めました。
作品的にも充実した内容であったため、1970年代のスランプから復活したかのように見えました。

 

しかしながら、"Le choix des Armes" (1981)以降、「疲れや倦怠感、疑問を感じることもあり、映画の製作に回ろうかと思うほど、面白くないものを提供され」、引退も考えたそうです。

 

そんな中でも、ドヌーヴはこうしたコメディに挑戦しています。

 

L'africain (1983)
監督 フィリップ・ド・ブロカ
共演 フィリップ・ノワレ
撮影 ジャン・パンゼ


【あらすじ】
自然愛好家のビクターは、中央アフリカの穏やかで、天国のような地域で休息地を見つけた。
しかし、別れた元妻がやってきて、彼女は裕福な観光客のために、この地域に観光施設を設立しようとして・・・

 


この作品はタイトルが示すように、アフリカを舞台としたラブコメディーです。

監督のド・ブロカは、ヌーヴェル・ヴァーグ右岸派の助監督を務めていて、『大盗賊』(1961)以降、『リオの男』(1963)をはじめ、ジャン=ポール・ベルモンドとのいくつかの作品を手掛けています。

ドヌーヴとは、『ピストン野郎』(1964)でも協働していますし、『リオの男』では、姉のフランソワーズ・ドルレアックが出演していることもあり、ドヌーヴには親しみのある監督であったことでしょう。

 

ところで、ドヌーヴは、ひどい映画として、”Mes stars et moi(スターたちと私)"(2008)を挙げていました。

名指しで言われて、少し可哀相ですが。

 



ドヌーヴは、はじめはスーツで登場しますが、アフリカに着いてからは、サファリルックで登場します。

ドヌーヴにしては、最もカジュアルな格好です。

こんなカジュアルなドヌーヴを、スクリーンで観るのは、初めてのことではないでしょうか。

エーゲ海の孤島に流れ着いた女を演じた『ひきしお』であっても、ドヌーヴはサン=ローランをまとっていましたし、同じく孤島を舞台とした『うず潮』であっても、小奇麗な軽装ではありました。





 

 

 

ブロンドヘアもぼさぼさです。
 



 

たまには、こんなカジュアルなドヌーヴもいいかもしれません。





ところで、似たような作品として、2020年の"Terrible Jungle"という作品があり、ドヌーヴは主演しています。

アマゾンの奥地のジャングルへ行った息子を、77歳のドヌーヴが母として探しにいくコメディです。

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