「偽書『東日流外三郡誌』事件」
朝の8時半。
軍艦島が見える恐竜パークの海岸沿いから。
北風が冷たい。
朝日が斜にあたる午前中はクッキリと見えます。
軍艦島の右奥に外海の池島が浮かんでました。
浮島現象、蜃気楼の一種ですね。
こんな季節になったか。
今日はこの近くでふれあいセンターで活動しているグループの発表会があります。
今、開演前の音合わせ中。
裏方でちょっとお手伝いするんだけど、膝が心配だ。
さてタイトルの「偽書『東日流外三郡誌』事件」。
東日流外三郡誌で(つがるそとさんぐんし)と読みます。
東日流(つがる)という読み方と、
古史として荒唐無稽な偽書だということは知ってました。
でもそれだけのことで特に興味はなかったんだけど、
立花隆氏の著書の中で紹介されてたんで、
隣の「見えない宇宙」と一緒に借りてみました。
300頁余りの分量なんだけど、
最初の30頁あたりで偽書だということは明白になるんです。
じゃ残りの270頁に何を書くんだろうと読み進めてみましたが、
偽書だということの積み重ねしかなくて。
記者としての執念は感じますがねぇ。
立花さん、この本のどこが面白かったんだろう。
立花さんって興味のベクトルが全方位だし、
時折りゲテモノ趣味みたいなところがありますからね(失礼)
ついでにいうと、東日流外三郡誌を本物と信仰する真書派として、
古代史家の古田武彦氏が絡んでるのに笑っちゃいました。(重ねて失礼)
もう一冊の「見えない宇宙」、こちらは良さそうです。
読み始めてすぐに「宇宙の見えない部分」、
つまりダークマターとダークエネルギーについての考察が始まりました。
今の科学でどこまで分かってるのか、楽しみだ。
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