こんばんわ。
お越しくださってありがとうございます。







父と母がなくなってから

かなり年数が経った。

私は父と母の年齢に刻々と近づいている。


ある日、鏡を見た。

お母さん？、、、

一瞬、母が映っていたと思ったら、

私自身だった。

だんだん母に似てきている、、、

顔立ちは父に似ているとよく言われてきたが、

ふとした表情が母にそっくりだ。

私は鏡の前で様々な表情を作ってみた。

"自分の中の母"を一つでも多く探したいと、

その思いからだ。


母を蘇らせたい、その一心だ。


私の中に母がいた。

とても不思議だが温かい感情がながれた。


私は、

顔立ちは父に似て

表情は母に似ている、、、


父と母はしんでしまったが、

鏡が教えてくれたのだ。

あの二人の血は私にドクドクと流れている。


命は繋がっている。


父と母は私の中でしっかりと生きている。

生き続けている。










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