四国九州横断駅巡り23夏(18) 伊予鉄道松山市内線 5号線・2号線 (道後温泉→JR松山駅前→本町六丁目) ~城の南側をぐるっと巡ります~
道後温泉駅から5号線のJR松山駅前行きに乗車しました。後方展望します。
電車はまず道後公園停留場に停車。右手が道後公園です。
道後公園は湯築城のあった丘陵地で桜の名所となっているそうです。松山城の衛星城だったんですかね。
上一万の分岐点で支線が合流。南に向かいます。
「勝山交差点」を右折して大通りを西へ。大街道停留場付近の様子。
ここから北に歩いていくと松山城に登るロープウェイの駅があるそうです。
県庁前停留場の先にはクランクがあります。一つ目の角を曲がると市役所前停留場に停車。
そこから山の上の天守が見えました。結構な山城なんですね。手前の建物は県庁。
もう一つの角を曲がって南堀端通りを西へ。
南堀端のデルタは直進します。右に行くと松山市駅。奥の建物は市役所です。
再び西堀端にやってきました。城南線はここまで。前回の6号線は画像左に直進して本町線を進みましたが、5号線は左折して手前の大手町線に入ります。左端に本町一丁目停留場が見えます。
松山駅に続く駅前通りを西へ。
例の大手町駅の平面十字クロスで高浜線を跨ぎます。
松山駅の駅前で右折すると終点のJR松山駅前停留場に到着です。
JR松山駅前停留場はその名の通り松山駅最寄りの停留場。東からの大通りが駅前で北に曲がっていく角にあります。発着系統は環状線の1,2号線と当電停を起終点とする5号線の3系統。千鳥式の相対式2面2線の構造です。
前日撮影分から電停の様子。
手前ホームは古町方面のりばで1号線が発着。5号線としては降車用となります。左奥に見えるのは大手町方面のりばで、2号線と5号線が発着。松山駅は右奥にあります。
対向の大手町方面のりばから見た様子。各ホームの間に片渡り線があります。
古町方面のりばにはモハ50形の"70"が到着。1号線の環状線外回りです。
さて、ここで環状線に乗り継いで先に進みます。
5号線電車はここで折返します。乗客を降ろすと先ほどの片渡り線を抜けて大手町方面のりばへ。その向こうからやってくる電車は、ずっと私たちの後ろを走っていましたが・・・
これが1号線の環状線外回りでした。これに乗り継ぎます。車番は"5009"。
今度は前面展望します^^;
出発するとすぐに単線となり、道路から右に逸れて専用軌道に入ります。
視界がパッと開けたところで徐に停車します。ここは線路好きとしては是非見ておきたいスポットのひとつ!
お隣りには郊外線のひとつ高浜線の複線線路が伸びています。奥には古町駅があります。駅を出発した高浜線電車が横を通過していくのを停車中に見届けます。
通過して前方がクリアになりました。これからこの電車が向かう古町駅のホームは右端にあります。ということは、ここから高浜線の複線を横切ることになります。
つまりここでも「軌道線」と「鉄道線」がクロスしているんですね~。
高浜線も大手町線も軌間は同じ狭軌の1067mm、架線電圧も直流600Vで同じ。軌間は異なってもクロスは可能。ただ、松山市駅にある異電圧直直セクションでも話題にしましたが、異なる電圧同士の架線クロスはNGなんでしょうね。そのため高浜線だけは他の郊外線のように750Vに昇圧できなかったものと思われます。
電車が動き出しポイントを右へ。2つのダイヤモンドクロッシングを抜け・・・
古町駅に入線します。ちなみにポイントを真っすぐ進むと線路は鉄道線の車両基地に繋がっているようです。同じ軌間、同じ架線電圧なので有事には行き来可能ではないかと思われます。
古町駅では運転士が交代。当駅は車両基地も併設された伊予鉄最大の運転拠点。後ほど観察します。
駅を出ると高浜線と別れて城北線の専用軌道に入ります。
住宅密集地を進んで本町六丁目停留場に戻ってきました。
これで松山市内線は踏破完了~🚋 下車します。
すぐに横断歩道を渡って環状線内回りののりばに移動。2号線に乗車します。
乗車車両はモハ2100形電車の"2106"。古町駅に戻って次は郊外線に取り掛かります。
今回の市内線踏破ルート:松山市駅→(6号線)→本町六丁目→(1号線)→上一万→(3号線)→道後温泉→(5号線)→JR松山駅前→(1号線)→本町六丁目→(2号線)→古町
※先日、ビートルズの新曲が発表されたというニュースがありました。27年ぶりの新曲だそうです。
ちなみに27年前の曲については以前取り上げました→→羽ノ浦駅#「Real Love」
新曲名は「Now And Then」。ジョンが凶弾に倒れる直前に自宅で録音したカセットからAIの技術などでジョンのボーカルを抽出してアレンジしたものだそうです。2001年に亡くなったジョージのギターの演奏もあるそうです。ファンには感動ものですね。
新曲をアップできないので、今回は代わりに昔のジョンの曲を・・・。
「The Beatles - Across The Universe」
アルバム「LET IT BE」に収録されたフィル・スペクタープロデュースのアレンジ版です。確かアレンジが余計だ!といわれていたような・・・^^;