ブロンプトンでマジ☆カスイチ。
12月2日(土)、Loro日本橋店さん企画の小径車カスイチに参加してきた。最初、ゆるポタで始まったのですっかり油断していたのだが、終盤戦で、まっ暗闇の超寒い水辺を「ガチ」に走るという「寒い」「暗い」「コワイ」の「マジカスイチ」モードに突入した。しかし、最後の最後に主催者シオバラサンの粋な計らいによる感動のフィナーレが待ち受けていたのだ。
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霞ヶ浦の周回コース、通称『カスイチ』は、正しく全体を一周するとすれば総距離125キロである。しかし、125キロはきついので、霞ヶ浦大橋を渡ってショートカットして一周する90キロコースの「ショート・カスイチ」が一般的かと思う。小径車のブロンプトンだと普通はそう。しかし、今回の企画は『マジカスイチ』、フルに一周するロング・カスイチなのだという。面白そうだ。行ってみることにした。
[走行データ]
距離 130 km
タイム 約7時間
平均速度 18.8 kph
使用機材 S4E-X
ブロンプトン8台、タイレル2台のミニベロ10台が集まった。風車のある霞ケ浦総合公園からスタートした。
広い水面の向こうに見えているのは筑波山だ。
序盤は割りとのんびりとしたペースで進んだ。「マジカスイチ」に少々身構えていたので拍子抜けですが。
途中、わがまま言って、私だけ、うな重バーガーを買うために「富田商店」に立ち寄った。
「うな重バーガー」というウナギのライスバーガーである。おいしかった。
温めてもらうのに時間を喰った。先に行ってしまった皆さんに追いつくためにガチで走行した(この区間、時速約30キロでガンガン行く)。
古渡(「ふっと」と読む)のセブンで二度目の休憩をしていた皆さんに何とか追いついた。
やや向かい風になってきた。ひたすらペダルをこぎ続け、折り返し地点の北利根橋をわたって左岸へ移動。
しばらく行ってセブンで水分補給の小休憩。スタート地点からの走行距離はすでに50キロを超えた。といっても残り70キロ以上あります。
71キロ地点の「道の駅たまつくり」で昼食休憩。
イモがいっぱいあります。安いしおいしそうなので、つい買ってしまった。
筑波山が再び大きく見え始めた。残り50キロだ。わりと早く着くんじゃね?明るいうちに着いたりして、と冗談を言ったら、なぜかシオバラサンが動揺していた。ん?
しかし、道の駅から先が長かった。ようやく大井戸湖岸公園。もう日が傾いてきた。冬至が近いので日が短いのだ。
このあたりから、ガチな感じになってきた。
ヤバイ、暮れていく。
このあと、寒い暗いコワイの三拍子揃ったキビシイ感じになってきた。やっぱり「マジカスイチ」だったのだ。ブルブル。
しかし、ゴールが近づいてくると「なんだろう、あのきれいなイルミネーションは?」
シオバラサンは、12月1日から始まったばかりのこのイルミネーションを皆に見せてくれようとして、わざわざ12月2日に『マジカスイチ』を実施したのだというのです。
しかも、わざわざ日が落ちてからゴールするスケジュールを設定して、暗闇からの感動の帰還という粋な演出をしてくれたのでした。
粋な計らいとお心遣いに感謝です。
マジカスイチ、サイコーでした。シオバラサンありがとうございました。また、ご一緒させていただいた皆さんもお疲れさまでした&ありがとうございました!
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