今回はかみなり坊やピッカリ・ビーの第19話、20話を見てみたいと思います。
かみなり坊やピッカリ・ビーのストーリーの概要
好奇心から地上に降り、ポン太郎の家に住みついたカミナリの子供ピッカリ・ビー。近所の仲良しグループ「ワンパク6」(ワンパクシックス)とともに未知の世界を冒険したり、さまざまな珍事件を起こしたり、悪事を働く005ヱ門やガポネコを自身の超能力で懲らしめたりする。
ウィキペディアより
第19話 強力大じしゃく
放送日:1967年6月3日(土)
あらすじ
ワンパク6は近所のおもちゃ屋で飛行機のプラモデルを目にする。どうしても手に入れたいが値段が2000円もして買うことができない。そこでみんなで鉄くずを集めてお金を作る計画を立て実行する。ワンパク6達が鉄くず集めをしていることを知った005ヱ門は、強力磁石を使って横取りしてしまう。ワンパク6はビーちゃんの超能力を使って、更に強力な磁石を作って鉄くずを取り戻そうとするが・・・
感想
子供向けの番組を大人になって見ると、すごくシュールに感じてしまうことがありますが、このエピソードもそんな感じがしましたね。空を飛んでいる旅客機にくっついてしまったり、旅客機にくっついた状態で更に地上を走るバスやパトカー、鎌倉の大仏様まで吸い寄せてしまう磁石なんて・・・超能力でこんなもの作れたら世界征服も夢ではなさそうです(笑)
第20話 お遊びおじさんは誘カイ魔
放送日:1967年6月3日(土)
あらすじ
ビーちゃんはおばあちゃんに遊んで欲しいと甘えるが、今は懸賞小説執筆中だから邪魔するなと相手にしてもらえなかった。結局ビーちゃんはひとりで公園に行くことになる。だがそこには2人組の誘拐魔が潜んでおり、金持ちの子供がいないかと物色していた。ビーちゃんを見た2人組の誘拐魔は、シルクハットを被っているし金持ちの家の子に違いない、とビーちゃんに声をかけた。「子供の味方お遊びおじさんだよ~」と言って。果たしてビーちゃんの運命は・・・
感想
まずタイトルに「誘拐魔」という言葉が入っていることに驚きますね。今だったらアウトのような・・・
マヌケな悪党が悪事を働くために選んだターゲットの人物が、実はとんでもない能力を持っていて、逆にひどい目に合わされるという、よくあるストーリー構成です。
2人組の誘拐魔は、ビーちゃんが魔法で空飛んだり、いろんなものを出現させたりするところに対しては、それほど驚いたりせず、目的を完遂させようとしているところがちょっと笑ってしまいました。
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