2023/1/14にミズコケ培地の鉢に一粒ずつ播いた「パーマネント」の種15粒から
11粒が4月以降に発芽し、成長の記録をこれまで数回記事にして来ました。
11本の実生苗の中から出現した、本来のパーマネントは当初1株だけでしたが、
その後新葉に巻き性を示す株が順次出て、最終的に4株がパーマネントと呼べる
姿になり、6/28に「パーマネント 23年の実生成績」でまとめました。
本日はその後2ヶ月経った4株の姿を載せて、クンシランは日本の真夏に
ほとんど成長しないことを紹介いたします。
実生から出現したパーマネント 4株 6月27日に撮影
株① 右手前 一枚目から強い巻き性を示したパーマネント
株② 右後ろ 半年ほど経って二番目に巻き性を確認した葉幅の広い株
株③ 左手前 成長が遅く、今年巻き性を出して来た株、播種用鉢のまま
株④ 左後ろ 成長が最も遅く、播種用鉢のまま
、
最近の株① 三枚目の葉が若干伸びました 直近に撮影
株② 左から二枚目の新葉の巻きと伸びが目立ちます
株③ 三枚目の巻き葉が少し伸びましたが、姿はほとんど変わらず
株④ 巻き葉が少し伸びましたが、姿はほとんど変わらず
二ヶ月ほど経っていますが、それぞれの株の姿はほとんど変わっておらず、
期間の割にはごくわずかな成長しかしていません。
日本の7~8月は、クンシランの原産地の南アフリカの1~2月に相当します。
この時期に現地のクンシランは成長をほとんど止めているはずで、
日本でも新葉が出て大きく伸びることはないと判断しています。
昨年まではこの時期に液肥を遣ったために、6月までに出た新葉が徒長して
株全体の姿を崩すことを経験しました。今年は水のみを与えています。
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