クランウェルツノガエルを飼育し始めて、まだ2ヶ月ですが、気が付いた事などを書いていこうと思います。
目次
うちの飼育環境
現在のケージは、30cm水槽です。フタは自作の物を使用しています。
保温はプレートヒーター(ピタリ適温)を使用して、ケージの約3分の2にかかるように敷いています。
温度計は2個設置しています。
水槽上部に1つ
温湿度計
ソイルの中の温度を計る 水温計が1つです。
床材は、ソイルを使用しています。
苔のためにも、カエルのためにも、朝晩の霧吹きは欠かせません。
詳しい飼育環境は、過去記事をご覧下さい。⬇
最近始めたこともあります。
温浴です。
餌を与えて、温浴。その間にケージの掃除をしています。だいたい30℃のぬるま湯で、10分弱でしょうか。温度が下がってしまうので、プレートヒーターとフタをしています。
消化と脱皮の促進になります。
ソイル飼育の良い所、悪い所
良い所
・カエルが潜る事が出来る。
ソイルに潜って身を隠す事により、ストレスの軽減になります。たまにすっぽり潜っている事があります。目だけ出ている状態。普段はアゴくらいまで潜っています。
普段はこれくらい潜っています。
・自家中毒のリスクが少ない。
イモリやカメもそうですが、糞尿により飼育環境(水)が汚れると、アンモニア中毒などになります。 ソイルは吸着性があるので、それらを吸着してくれて、中毒を起こしにくくしてくれます。
放置してしまえば、ウールマットと同じですが、すぐに取り除いたり、洗浄すれば清潔な環境を保てます。
・飼い主(私)が、見ていて楽しい。
見た目が落ち着いた雰囲気になり、ウールマットよりは自然感が出ます。
悪い所
・ケースが重くなる。
カエルの体高か、それ以上のソイルを敷き、それに水を含ませなければいけないので、小型水槽でも結構重くなる。
・フンが分かりにくい。
ソイル(黒色)とフン(焦茶色)が同系色のため、暗いと見分けにくいですね。今度は、明るい色(明るい茶系)のソイルか、硬質の赤玉土(細粒か小粒)を使おうと思っています。
フンをすると、カエルが場所を移動します。前に居た場所を見ると、楕円形の焦茶色の塊(フン)があるので、発見することができます。 うちの子は、別の場所にフンをしに移動する事もあります。
フンを発見したら取り除き、カエルを取り出し、ソイル、水槽を洗浄します。
・洗うのが面倒臭い。
ウールマットならば、水槽を洗い、マットを交換して終わりですが、ソイル飼育の場合、一回で交換するにはコストがかかり過ぎるので、週2〜3回は洗う事になります。一回の洗浄で、水を入れてソイルを撹拌して流す行為を4〜5回行います。
・誤飲の心配がある。
餌と一緒にソイルを食べてしまうおそれがあります。 大量に食べると腸につまり、腸閉塞などを引き起こします。
したがって私は、少し手間になりますが、別容器に移動させ給餌しています。
うちの子は、移動直後でも、すぐに餌を食べてくれます。良い子。
www.instagram.com
ウールマット飼育に比べてソイル飼育は、飼い主にとって面倒臭い事が多いように思いますが、カエルにとっては1番良い床材だと私は思います。
鳴き声
鳴き声は、結構大きいですが、高くてかわいいので、私はあまり気になりません。
家族も気に入ってくれているようで、妻はカエルが鳴いていると、こっそりと近付いて、鳴いている姿を見ようとしています。
しかし、近付くと鳴き止んでしまい、妻も私もまだ見る事が出来ていません。
近付くと鳴き止んでフリーズしてしまいます。
こんな感じです。のどを膨らませて、固まっています。かわいいでしょ?
鳴くのはオスだけなので、鳴き声が心配な方は、メスを飼うと良いと思います。しかし、小さい頃から飼いたい場合は、雌雄の判別がつかないので、運になりますね。
餌と給餌
餌は、人工飼料と、ヒメダカです。
人工飼料は、昆虫ねるねる(イエ子)+カルシウム剤(粉末)を主に、水でふやかしたカメの餌、イモリの餌、肉食魚用の餌、冷凍アカムシを日替わりで少量混ぜて、与えています。
うちでは、昆虫ねるねる(イエ子)を使っていますが、原材料の違いで色々な種類があり、ペットの種類や好みにより選べるようになっています。
今度は、昆虫ねるねるアブ子を使ってみようと思っています。アメリカミズアブが原料で、アメリカミズアブはリンとカルシウムの比率が良いと、最近注目の餌です。 何種類か混ぜて与えても良いかもしれませんね。
昆虫ねるねる(イエ子)は、原材料がヨーロッパイエコオロギのみなので、他の人工飼料と違い、多く与えすぎてもガスらないのではないかと思っています。今の所、ガスっていません。
ガスるとは、人工飼料に含まれる、植物性の成分(デンプン質)により腹部にガスがたまり、体が風船のように膨れる症状の事を言います。ガス溜まりとも言います。
こうなってしまうと、放置するしか手はないようです。
ヒメダカは、週1回3〜4尾与えています。この時は、人工飼料は与えません。
何でもよく食べるので、イモリや、カメと比べ、好みがつかみづらいですね。
好き嫌いなく食べるのは良い事ですけどね。
最近では、お腹が空くと穴から出てきて、ご飯待ち?するようになりました。
待ってます。
ソイル飼育で体色が黒っぽくなる?
暗い色の床材を使うとカエルの体色が、暗く変化すると言われています。
2021,12/12
2021,12/19
2022,1/10
2022,2/5
いかがでしょうか?そんなには変わっていないと思います。
イモリもそうですが、両生類は、気分や体調で体色の濃淡が変わるので、日々色合いが違いますからね。
品種により変わるのかもしれませんが、うちの子は、変わってないと言えるかな。
2021,12/20
2022,2/6 だいぶ成長して、貫禄も出てきましたけどね。
今後の目標
待ち伏せ型の生き物なので仕方がないのかもしれませんか、You Tubeなどを見ていると、大きい個体はブヨブヨな個体が多い気がします。
あれはあれで、かわいいのですが、ジャバ・ザ・ハットみたいな体型は、太り過ぎなのではないかと思っています。全身スライムのように、でろんでろん。
野生のクランウェルツノガエルは見たことがないので、目指すは野生のヒキガエルの体型です。
そのためには、ある程度動けるスペースと、バランスの良い餌と適切な量が必要不可欠だと思います。
最終的には30cmキューブ水槽(H30D30W30)にしようと考えています。
餌も、もう少し考える必要があるかな。
命名
そろそろ名前を決めたいと思うのですが、体色からあの名前しか思い浮かびません。
人気漫画の人気キャラクター。
そう、煉獄さん・・・。
妻に伝えると『え〜〜!?』って。いまいちだったようです。
煉獄さんは却下。
他の名前をとカエルを眺めていると、一部の模様がペイズリー柄に似ているので、ペイズ!?何かいまいち。
唐草模様にも見えてきた。唐草・・・、唐・・・唐揚げ、唐 十郎!?唐 ケェ郎!!けぇろう!?
何か違う・・・。
やっぱ、煉獄さん(仮)かな?
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
御指摘、ご質問がございましたら、お気軽にコメントして下さい。Twitterでも受け付けています。
ちまめ Fire belly babies (@ChimameS) | Twitter
👇🏻良かったら押してください。