年始の買い物は、やはりセールで年末より安くなっているものでないと勿体ないので、一年のはじめの買い物はセールで安くなっているものに決め、何を買うかはその状況によって変えようとは思っていたのですが、自分が買おうと思っているものが全くセール対象でなかったらどうしようか? とも思っていました。
ちなみに、ポータブル電源関連は改めて買おうと思えるほどのものはなく、あえて今の価格で買うなら待った方が良いという結論に達しました。今回は、持ち出して使えるような安価なモバイルバッテリーの今の本命と思っているシャオミのモバイルバッテリーXiaomi 33W Power Bank 20000mAhがセール対象になっていました。33W出力20,000mAhで、しかもUSB-TypeCケーブルが内蔵されていて単体だけ持ち出してもスマホ・タブレット・ノートパソコンを充電できるモバイルバッテリーが通常価格の3,000円ちょっとから2,700円ほどで入手できたので、年明けまで待っただけのことはあったと言うべきでしょう。
ポータブルバッテリーには高出力ではあるものの、お値段の方も高額というものが多く、限られた回数充電を繰り返すうちに劣化していくものだけに、性能とともに価格にも気を配りたいものです。今回はアマゾンのセールで購入しましたが、レビューの不審さを数値化している「サクラチェッカー」というサイトによる評価は4点以上を叩き出していて、いわゆるサクラレビューの類はほとんどないという風にサイトでは評価されています。容量20,000mAhのモバイルバッテリーなのに、片手でつまめるような大きさや軽さのものがネットでは販売されていますが、シャオミのバッテリーはそれなりの大きさや重さがあるので、その点は信用できそうです。
本体の方には直接付いているUSB-TypeCケーブルの他に、AとCの端子が一つずつ付いています。合計3つの機器をまとめて充電できますが、基本的にはType-Cが使える機器を揃えておいて、持ち歩くケーブルを持たず、このバッテリー単体で普段は使い、旅行などの時に別にケーブルを用意して使うのが良さそうですね。
実際に届いたものを大きさ比較という意味でスマホと並べてみましたが、それなりに存在感はあります。大きさはともかく、その厚みというのはかなりありますが、今の季節だとコートのポケットに入れればそのまま持ち出せるくらいの大きさです。手ぶらで出掛ける場合は、必要になるのはスマホの充電だけになると思うので、ケーブルが最初から付いているのは有難いですね。
また、出力が最大33Wあるということから、手持ちのレッツノートに接続してみたところ、ちゃんと充電ランプが点灯します。これで、今までのモバイルバッテリーと入れ替えてこのバッテリーを持っていくことによってモバイルバッテリーについては安心して使えるくらいの容量を確保できるということになります。
当初は、もっと高出力のものも考えていたのですが、私の場合、モバイルノートパソコンのレッツノートの充電用としても使えるということが大きく、価格が安く手に入ったのはラッキーでした。個人的な希望ですが、次に買うモバイルバッテリーはリチウムイオンではなく、爆発の恐れが少なく充電回数も飛躍的に伸びているリン酸鉄リチウムイオン電池が普通になっていることを期待したいですね。それまではこのバッテリーをメインに日常的にも旅行時にも使っていきたいと思っています。