カメラほんのかけだし

カメラ、鉄道、車、旅行など思いつくまま書いてみます。
Nikon EN4を18650バッテリーホルダに改造(量産)しました
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    前回試作を兼ねて製作しましたが、改良を加えてダメバッテリーの改造を量産することに。

     

    まず電極は試作では見栄えも悪かったので新たに製作することに。

    Φ16のフッ素の丸棒を5mm厚に切って4mmの穴を開けてカシメボタンでリード線を取り付ける。

     

    左上:カットには塩ビパイプ用のカッターが具合が良い。カスも出ないし何より早い。

    右上:カットしている様子

    左下:穴あけには、タイトフィットの穴を開けた3mmのアルミ板を使う。Φ16に対して15.9mmで穴明けする。

    右下:中心から3mmずらせて穴明けする。オフセットしているので材料が回らない。

     

     

     

     


    リード線に端子を付けてカシメボタンでフッ素の座に取り付けていく。

     

     

     


    左上:カシメしているところ

    右上:あらかじめ開口したカバーにΦ1.3で穴あけする。(下側2か所、上側1か所)

    左下:5mmのキリでビスの頭を沈めるカットをする。(沈めフライスの代わり)

    右下:あらかじめ作った電極をビス止めする。

     

     

     

     

    左上:リード線を電極に半田付け(外品はリードがあるが純正品は基板の「+」に半田付け)

    右上:半田が終わった状態

    左下:電極ユニットを取り付ける

    右下:リードが遊ばない様にインシュロックで固定する。

     

     

     

     

    左上:上カバーを取り付けて、1.4〜1.5mmのタッピングビスで固定する。(ちなみにビスはプラカメを分解したときにとって

    おいたビスを利用する)

    右上:下から斜めに2本、上からは1本で固定する。上のビスは上カバーの固定ビスを兼ねる。これで十分にネジレの剛性が確保

    できるようである。

    左下:ビス固定が出来た状態

    右下:電池を入れて電圧を確認する。

     

     

     

     

    試作品5個、量産品10個の計15個が完成。よく考えればD1が2台D1Xが3台の出番は最近ほとんどなく十二分な数と云える。

    心配性な性格を世間に露呈する結果となってしまった。

    試用してみるとD1は全く問題ないが、D1Xでは時として電池残量不足となることがあった。

    純正では7.6V程度で十分動き、18650では8.2Vあるのにである。D1Xの方が電流の消費が大きくドロップが大きいのだろうか?

    まあとにかく一旦「これで良し」としたい

     

     

     

     

    | kazu | カメラ | 11:50 | comments(0) | - | - | - |
    新年あけましておめでとうございます。
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      新年おめでとうございます。

       

      ロシアの侵攻、中東の戦争。国内に目を向ければいつ起きてもおかしくない南海トラフ地震など不安な要素も多い中、

      今年こそは良い年になればと思っております。

       

      私事、一昨年定年を迎え、嘱託として仕事を続けていますが、以前より忙しくなった毎日に少なからず困惑しています。

      良く言えば会社から必要とされているとも云えますが、悪く言えば要するにいいようにこき使われている毎日です。

       

      皆様におかれましては、幸多き一年となることを願っております。

      本年も乱筆にお付き合い願えればと思っております。

       

       

       

      コムラーユニオートレンズたち。ぼつぼつ使ってみようかな。

       

       

       


      結局正月から飲んでます

       

       

       

      | kazu | - | 08:31 | comments(0) | - | - | - |
      Nikon EN4を18650バッテリーホルダに改造してみました
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        ニコンのデジタル一眼レフ

        「D1」「D1X」などに使用のバッテリーである「EN4」は次第に入手が困難となりつつあります。

        当時50万円以上払った同カメラは主力は退いたものの一族の一員として大切に維持しているがバッテリー問題は深刻で何とか

        ならないかと考えていました。

         

        EN4に18650バッテリーを移植したものは時々見かけるが、専用の充電器が必要だったり何かと不便なので、バッテリー交換

        出来るようにして、バッテリーは単体で汎用充電器で充電できるようにしようと考えてみました。

        すでにダメになったバッテリーは外品を含めて20個以上ある。

        恐らく同じようなことを考えている人は多いと思いますがここは自分なりに改造してみようと思いました。

         

         

        今回解像施策を行うEN4純正品(蓋部分を外した状態)

         

         

         

         


        まずは分解を行う

        左上:作業前の状態(外品も同じ手順)

        右上:ケースの貼り付け線を切るので養生する

        左下:刃の厚み0.3mmの薄刃ノコで慎重に刃を入れる

        右下:スクレッパーで切り口を広げて蓋を割る。(一番神経を使う)

         

         

         

         


        左上:コネクタ付近も割りを入れる

        右上:蓋を開けてバッテリーと回路を外した状態

        左下:蓋を開けてバッテリーと回路を外した状態

        右下:バッテリーの直径は16.8mm

         

         

         

         

        左上:電極は市販の18650のケースから流用する

        右上:バッテリーケースから切り出した電極をどの様に取付けるかで悩んでしまった。

        左下:電極を絶縁体の後ろ側から固定する方法とケースの底からビス固定するのと試してみた

        右下:ケースの内寸法は17mmでバッテリー18650の外形は18mmなのでケースを切って内側にオフセットしないと収まらない。

        ケース上下を切っていく。

         

         

         

         

        左上:上下カバーをカットした状態

        右上:シリーズ接続になるよう配線する。

        左下:カバーを取り付けた状態

        右下:バッテリーを実装してみる

         

         

         

         

        取り敢えず完成。糸鋸の切り口が汚いのが玉に傷である。

        量産試作では今回の反省点を含めて改良していきたい

        カメラに取り付けて快調に動作したのでビール片手にご満悦でありました。

         

         

         

         

         

         

         

         

        | kazu | カメラ | 21:00 | comments(0) | - | - | - |
        AI AF-S Zoom Nikkor ED 80〜200mm F2.8D(IF) を使ってみる
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          Nikkorの80-200mm2.8をいつもの定点で使ってみました。

          随分と長いタイトルとなってしまったが、この80-200mmF2.8の歴史は意外と長く1982年に始まり、カメラ側モーター

          を使ったAFが長く続いたが1998年12月このレンズからIFとSWM(超音波モーター)となった。

          1999年のD1発売前なのである。

           

          私の印象ではまだまだ新しいタイプのレンズなんだが、もう25〜26年も経っているのである。

           

           

          大柄なレンズである。フィルター径77mm 1580g ZOOMリングとFOCUSリングの間のボタンはフォーカスロックである。

           

           

           

           


          能勢電 平野−一の鳥居 NikonD3X AI AF-S Zoom Nikkor ED 80〜200mm F2.8D(IF) 200mmF2.8

          さすがに現代のレンズを感じる絵。周辺光量はごく僅かに落ちる、解像は文句なし。

           

           

           

           


          能勢電 平野−一の鳥居 NikonD3X AI AF-S Zoom Nikkor ED 80〜200mm F2.8D(IF) 200mmF2.8

          そういえば能勢電1700(旧阪急2000系)も残すところ2編成となってしまった。

           

           

           

           

           

           

          能勢電 平野−一の鳥居 NikonD3X AI AF-S Zoom Nikkor ED 80〜200mm F2.8D(IF) 200mmF4

          1段絞ると周辺光量も均一となる。歪曲はごくわずかに+方向(糸巻き型)だがほとんどわからないレベル。

           

           

           

           

           

          能勢電 平野−一の鳥居 NikonD3X AI AF-S Zoom Nikkor ED 80〜200mm F2.8D(IF) 80mmF2.8

          短い方も高画質が保証される。

           

           

           

           

          能勢電 平野−一の鳥居 NikonD3X AI AF-S Zoom Nikkor ED 80〜200mm F2.8D(IF) 135mmF2.8

          中間焦点距離でも破綻なく優秀なレンズだと改めて思う。

          しいて欠点を云うと大きいくらいか。

           

           

           

          | kazu | カメラ | 03:17 | comments(0) | - | - | - |
          UC HEXANON AR 80-200mmF4を使ってみる
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            KONICA UC HEXANON ZOOM 80-200mmF4 をいつもの能勢電定点で使ってみました。

             

            昨年4月、定年を迎えのんびりするどころか6割の給与で今まで以上になぜか忙しくなったこの頃です。

            暫く休んでいましたがようやく復帰することに。

             

            さてこのレンズ、今までのF3.5から高屈折率ガラスを使ってコンパクト化した望遠ズームである。

            UCを謡ったレンズは28mmやフィッシュアイなど高価で取引されているようだが、なぜかこのレンズは安い。

            どんな絵が得られるか使ってみることにしました。

             

             

             

            このレンズ10群14枚構成で 835g フィルター径62mmで特筆すべきは最短撮影距離0.7mを実現している。FOODは組み込み。

             

             

             


            能勢電 平野−一の鳥居 Sony α7R AR Hexanon UC 80-200mmF4 200mmF4

            周辺光量は少し落ちる、歪曲は+2%の糸巻き型で直線が多いと少し目立つ。ピントの芯はわかりやすい。かなりシャープな

            絵が撮れる。

             

             

             


            能勢電 平野−一の鳥居 Sony α7R AR Hexanon UC 80-200mmF4 200mmF5.6

            1段絞ると画面は均質化され、極めて高い解像を得られる。

             

             

             

             

             

             

            能勢電 平野−一の鳥居 Sony α7R AR Hexanon UC 80-200mmF4 100mmF4

            ピントの合ったところはシャープだが、高輝度部はにじみで架線が飛んでしまう。

             

             

             

             

            能勢電 平野−一の鳥居 Sony α7R AR Hexanon UC 80-200mmF4 80mmF4

            広角では歪曲は目立たず自然である。全域でかなり高い解像である。

             

             

             

             

            能勢電 平野−一の鳥居 Sony α7R AR Hexanon UC 80-200mmF4 80mm

            F8まで絞ると文句ない画像が得られる。

            Hexanonの例に漏れず高性能なレンズと云えるが、旅行にこれ1本と考えると少し悩むことになりそうである。

             

             

             

             

            | kazu | カメラ | 20:13 | comments(0) | - | - | - |
            今年もカラスウリの花が咲いた
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              毎日酷暑が続きます。

              外に出ると唇がヒリヒリするくらいの暑さである。

              明らかに暑くなっている。しかしその暑さの中元気に植物は育っています。

              庭のカラスウリも4年目になるが今年も花をつけました。

               

               

               

               

              18:00頃よりつぼみが膨らみ始めて

               

               

               


              20:00ごろにはあの網油のような妖艶な花が咲く

               

               

               

               

               


              朝5:00にはすっかり萎んでしまう。実に不思議な花であります。

              図鑑で調べると雌雄の株があることになっているが、庭にある6本の株はすべて雄株の様である。

              あの鶏の卵のような赤い実を見てみたいところであります。

               

               

               

               

               

               

              | kazu | 花・植物 | 21:00 | comments(0) | - | - | - |
              新宮市蓬莱・熊野地・あけぼのを歩いてみる
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                和歌山県も串本町から東に行くと次第に海岸線は南北に変わってくる。

                新宮駅も多分に漏れず大まかには南北に位置する。

                今回は駅を出て海の方向に歩いてみることにしました。

                 

                 

                 

                駅前を東に向いて「徐福公園」の隣から歩き始める。

                みかん直売の店がある。

                 

                 

                 

                 


                少し進むとオークワ駅前店がある。

                看板に何か鳥が。

                 

                 

                 

                 

                 


                トンビである。

                朝夕には数十羽が空を飛び交い「ピーヒョロロ」の毎日である。

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                そのまま道を進むと、「熊野地」から「あけぼの」に地名が変わる。

                曙に入ってすぐの住宅街に「あけぼの公園」があり「C1196」が保存されている。

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                屋根下の保存ではあるが、さすがに海が近いせいか腐食が激しい。

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                熊野地を歩いていると「王子製紙記念公園」がある。

                このあたりで製紙と云えば熊野川左岸河口に「北越コーポレーション紀州工場」(旧紀州製紙)があるが、右岸には製紙工場らしいものは見当たらない。ひょっとしたら王子製紙が右岸にあったのかもしれない。

                 

                 

                | kazu | 旅行 | 20:19 | comments(0) | - | - | - |
                熊野本宮大社に参る
                0

                  前出の熊野三山の一つ、熊野本宮大社へ行ってみました。

                  新宮での仕事が早く終わったら近辺をうろうろしている毎日である。

                   

                   

                   

                   

                  鳥居の傍らには八咫烏(やたがらす)の旗がある。

                  年に一度サッカー関係の方が参られることでも有名となっている。

                  それにしても外国人が多い、皆バスか徒歩で巡っているが今の日本人の旅行の仕方も考え直した方がいいのかもしれない。

                  何か旅行の原点のようなものを感じる。

                   

                   

                   

                   

                   


                  鳥居には「熊野大権現」とある

                   

                   

                   

                   

                   

                   


                  鳥居を一歩入ると一気に空気が変わる。

                  それよりも階段が気になるところだが、見なかったことにして前へ進む。

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                  石段を登り切ったら山門がある。

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                  主祭神として家津美御子大神(スサノオノミコト)が祀られているとのことです。
                  もともとの社殿は紀元前33年に建てられたが、明治22年の洪水により、大きな被害を受け明治24年に現在の場所に再建された。

                   

                   

                   

                   

                   

                  国道を挟んで反対側にある大鳥居は、もともと社殿があった場所に建てられ、4月13日〜15日にかけて例祭があり、15日は、当社の神々が旧社地である大斎原へ、年に一度の里帰りをされるとのことですとのことです。

                   

                   

                   

                   

                   

                  | kazu | 旅行 | 19:17 | comments(0) | - | - | - |
                  熊野速玉大社に参る
                  0

                    熊野三山(那智大社、本宮大社、速玉大社)の一つ、熊野速玉大社を訪れてみました。

                    熊野速玉大神と熊野夫須美大神を主として祀る社であります。

                    国道42号線熊野大橋の西岸にほど近い住宅街に存在します。

                     

                     

                     

                     

                     

                    大鳥居が迎えてくれる

                     

                     

                     

                     

                     


                    山門は大きなしめ縄と菊の御紋でその威厳を示している。

                     

                     

                     

                     

                     

                     


                    本殿にお参りを

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    本宮大社などと同様に大神を祀る社が並ぶ

                    門を入ると外の喧騒とは別世界の静かな空気が漂う。

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    さざれ石  君が代に謡われている「さざれ」の元となる礫岩である。同様の石を十津川村役場でも見たような。

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    ご神木の「梛(なぎ)」の大木がある。

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    | kazu | 旅行 | 17:57 | comments(0) | - | - | - |
                    新宮市中之町を歩く
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                      和歌山県新宮市、新宮駅の北側に国道42号まで伸びる商店街アーケードを有するのが中之町である。

                       

                       

                       

                       

                      アーケードの西端にはスーパーとしては規模の大きなオークワ中之町店がある。

                      オークワと云えば隣の三重県鵜殿が発祥で、新宮界隈は元の本拠地の一角をなす。

                       

                       

                       

                       

                       


                      国道迄続くアーケードは、ご多分に漏れず半数近くがシャッターを閉めていて人通りもまばらである。

                      少年だったころの記憶を正確にトレースするような雰囲気を残している。

                       

                       

                       

                       

                       


                      この様な大衆食堂は最近ほとんど見かけなくなってきた。

                      看板にある「中華そば」は私の好きな黄色い麺のそれに違いない。

                      近年のラーメン屋さんは、その単価を上げる為か、また印象に残る麺にする為かどうもやりすぎ感が拭えない。

                       

                       

                       

                       

                       

                      商店街の一筋南側にもいい感じの建物が並んでいる。

                      「東宝駐車場」とあるが、およそ車が止められる作りでは無いようである。

                      「東宝・・・」の文字から近くに映画館でもあったのだろうか。

                       

                       

                       

                       

                       

                      隣の「パチンコ赤玉」もなかなかの佇まいである。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                      この酒屋の看板、倒れ掛かっているのかと思ったがそういう作りの様である。

                       

                       

                      | kazu | 旅行 | 05:19 | comments(0) | - | - | - |
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