米国の仮想通貨ヘッジファンド「Pantera Capital」の創業者であるダン・モアヘッド氏は、2024年11月26日に公開したブログ記事の中で「ビットコイン(BTC)の価格は2028年4月に74万ドル(約1億1,240万円)になる可能性がある」との予想を語りました。
ビットコインは先日10万ドルに達したばかりです。
この予想によると、あと3年弱でビットコイン価格は7.5倍になるということです。
ほんとか?と思うでしょう。
価格で考えても、ピンとこないと思うので、時価総額で他の資産と比較してみましょう。
以下のサイトが大変参考になります。
このサイトによると、ビットコインの現在の時価総額は約284兆円($1.896T*150円)。
他の資産との比較でもランキング7位につけています。
銀やあの世界No1の石油会社サウジアラムコを少し超える時価総額です。
企業でNo1のアップルの時価総額は約561兆円なので、ビットコインはアップルの約半分の時価総額になります。
もし、最初のダン・モアヘッド氏のビットコインの予想価格74万ドルになった場合は、ビットコインの時価総額は約2,194兆円になります。
Goldが2,738兆円($18.256T*150円)ですから、ほとんどGoldの時価総額に並ぶ資産になるということです。
デジタルゴールドの価値が現物のGoldの価値に並ぶイメージです。
金融資産全体の時価総額が約7京5,000兆円と言われており、その3%程度の時価総額なので、あり得ない時価総額ではないかなと思います。
ビットコインの価値がGoldの価値と同等になるには、Goldと同等の安全資産とみなされる必要があります。
そのためには、機関投資家、企業、政府(国)がこのビットコインを一定量保有し続けるという担保が最も重要でしょう。
ビットコインは現物ETFを通じて、機関投資家、企業が保有を増やしてきています。
あとは、政府(国)が準備資産として保有するかです。
既にエルサルバトルが保有しており、ブラジル・ポーランド・香港などがこれに続きそうです。
そして、本命のアメリカはトランプ大統領がビットコインの準備資産としての保有を公約に掲げています。
アメリカが保有すれば日本やヨーロッパも続くだろうし、アメリカの保有がターニングポイントになりそうです。
2025年からはちょうどビットコインの半減期にも当たりますし、トランプ政権開始の2025年〜2027年はビットコインをガチホしましょう。