気分屋で急に機嫌が悪くなったり、態度や言動がコロコロ変わる人っていますよね?
もしかしたら、あなたの家族や友人、学校や職場などにもそんな気分屋さんがいるかも知れません。
当の本人はまったく自覚がない場合も多いようですが、気分屋さんの一挙一動に惑わされ、態度や言動に振り回される身にもなってほしいと思っている人も、この世の中には多いのではないでしょうか?
気分屋と接するのは、何かとめんどくさいですからね。
もちろん私の周囲にもそんな気分屋さんが何人かいたりします。
ということで、今回は他人を振り回す気分屋との付き合い方について私なりの対処法をお伝えしましょう。
もし家族や友人に気分屋さんがいたりする場合は、参考にしていただけたら嬉しいです。
もくじ
気分屋な人の特徴
ところで気分屋な人と聞いてどんな人を思い浮かべるでしょうか?
ザックリとしてますが、わかりやすく挙げると気分屋な人の特徴には以下のようなものがあります。
- 気分やテンションに左右されやすい
- 持続性がなく飽き性
- ドタキャンや計画変更が多い
- 言動に一貫性がない
これらの特徴についてかんたんに説明していきますね。
気分やテンションに左右されやすい
気分屋な人は、その時々の気分によって言動が変わりやすい傾向が強いです。
ポジティブな気分のときはノリノリで、楽しい雰囲気に合わせてハイテンションで盛り上がりますが、些細なことで急に落ち込んだり怒ったりする場合もあります。
そんな気分屋さんのそばにいる人たちは、一体何が起こったのか状況が読めず、困惑することでしょう。
持続性がなく飽き性
気分屋な人は何かに興味を持つことは得意ですが、短期的なケースが多く、長期的かつ根気のいる取り組みは苦手だったりします。
その場の雰囲気やノリ、個人的な出来事による影響によって気分が急激に変わるので、安定した気持ちで何かを継続するのは苦手といったところでしょうか。
またせっかく興味をもって始めたことであっても、短期間で気分がコロコロ変わるため、すぐに飽きてしまい、途中で投げ出してしまいます。
ドタキャンや計画変更が多い
気分屋な人は、約束をドタキャンしたり予定を急に変更したりすることが度々あります。
気まぐれな気分に左右されて行動するため、他の人にとって予測不可能な行動を取るんですよね…
もちろん人にもよりますが、中にはドタキャンしてもまったく反省するどころか、こちらが追及すると逆ギレする場合もあるので非常に厄介です。
言動に一貫性がない
気分屋な人の言動は一貫性に欠けるケースが多いように思えます。
その場の気分によって発言も変わるため、どうしても矛盾が生じるといったらわかりやすいでしょうか?
人間誰しも発言が矛盾したり、気分によって言葉遣いが変わることもありますが、気分屋な人の場合、それが極端だったりするため、一貫性が崩れてしまうわけです。
多かれ少なかれ人は気分屋!大事なのは自制心
実は私も気分屋だったりします。
その時々の気分や感情によって言動が変わったり、もちろん機嫌が悪い時もありますよ。
私の場合、自分が気分屋だということを自覚していますが、やはりその時々によって気分が極端に変わると行動にもブレが出てくるので、そんな状態では当然、物事がうまくいかないこともわかっています。
つまり、私は気分屋であることによって、自分で自分自身を振り回しているわけです。
自分が気分屋であることを自覚できていて、気分によって自分自身が振り回されることもわかっているので、他人の前では気をつけるようになりました。
人は感情で動くものなので、多かれ少なかれ誰でも気分屋だったりするものです。
大事なのは自覚を持つことと自制心ではないでしょうか?
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気分屋は嫌われる
自覚のない気分屋ほど他人を振り回す傾向が強く、そういう人は当然、周囲からもめんどくさい人として認識されてしまうと思うんですね。
そして、あまりにも度が過ぎると嫌われてしまうという・・・。
もちろん性格的な問題もあるでしょう。
この場合、性格というよりも人間性といった方が適切かも知れません。
以上を踏まえて、気分屋が嫌われる理由をいくつか挙げてみます。
- 空気が読めない
- 感情の起伏が激しい
- 自制心が効かない
- 感情ベースで行動する
- 一貫性がない
- 整合性が取れていない
- 思いつきで発言したり行動する
- 攻撃的になりやすい
- 悲観的になりやすい
- わがまま
- 相手の置かれている状況や立場を考えられない
- 考え方が極端すぎる
↑を見る限り、先ほども触れたように気分屋だから嫌われるというより「人間性の問題」の方が、嫌われる要因としては大きいように思えます。
世間一般では、「気分屋は嫌われる」といった説もあるようですが、実は「気分屋×性格的な問題」の公式が成立しているかどうかが基準だったりするかも知れませんね?
わかりやすく言い表すと「性格が悪い気分屋は最悪」といったところでしょうか・・・。
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【気分屋あるある】他人を振り回す気分屋3タイプ
気分屋といってもさまざまだと思います。
気分屋の特徴と内容は重複しますが、次の3タイプはとくに要注意です。
- 急に機嫌が悪くなる人
- 言っていることがコロコロ変わる人
- 気分によって突然予定を変更する人
もしかしたら、これは私が女性だからなのかも知れませんが、↑のようなタイプの人ってどちらかというと男性よりも女性に多いような気がするんですよね。
男性の場合、上下関係や規律を重んじる傾向が女性よりも強いのかも知れません。
では、ひとつひとつ触れていきましょう。
急に機嫌が悪くなる人
ついさっきまでは普通だったのに急に機嫌が悪くなって悪態をつく人って厄介ですよね?
その場の気分次第で相手に対してつらく当たったり、不機嫌な態度を取られると、こちらとしてはどう接すればいいのかわからず、困ってしまいます。
また、話しかけるなオーラ全開で威圧感を醸し出しているような人が、職場とかにいるとその場全体が悪い空気に包まれたりすることもあります。
こういう人の何がめんどくさいかというと、なぜ機嫌が悪いのか理由がわからないところではないでしょうか?
突然機嫌が悪くなるからといって、相手の気分を必要以上にいちいち気にして機嫌を取るのもどこか理不尽だったりしますからね。
言っていることがコロコロ変わる人
その時々の気分によって、言っていることがコロコロ変わる人も厄介です。
過去と現在で発言や考え方が変わることは誰にでもあることだと思いますが、あまりにも短期的にコロコロと変わる場合、発言の内容が変わる度に周囲にいる人たちは振り回され続けることになりますからね。
おそらく本人にとっては、自分の思ったことをただ言っているだけに過ぎないのかも知れませんが、その場の気分によってコロコロ変わる発言には一貫性がないため、説得力が生まれません。
とくに職場の上司にこのタイプの人がいたら、一貫性のない思いつきの発言に振り回され続けることになるので部下としてはつらいですよね?
気分によって突然予定を変更する人
あらかじめ決まっていたスケジュールを相手の気分によってくつがえされるとイラッとしますよね?
もちろん正当な理由があって予定変更も仕方ないといった場合は例外ですけど、世の中には自分の気分次第で相手の予定をも狂わしてしまう人がいたりするものです。
ひどい場合は平気でドタキャンする人もいますからね。
とくに日本人は、この辺に関して厳しいように思えます。
海外では多少時間にルーズだったり、気分が乗らないという理由で予定をキャンセルすることが当たり前の人も結構いるみたいなんですけどね。
もちろん周囲に影響が及ばない自分一人の予定でしたら、気分によって突然変更しても問題ないでしょう。
しかし、他人を巻き込んで相手の予定も狂わせてしまうとなると、これは問題ですよね?
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気分屋の対処法と付き合い方
人を振り回すような気分屋さんと上手に付き合っていくには、いくつかコツがあったりします。
そして、相手を知ることが重要です。
お互いが自分の主張ばかりしていても、当然うまく付き合うことはできませんし、もしかしたら気づいていない(無自覚)なだけで、自分もまた相手にとっては気分屋として認識されているかも知れませんからね。
以上を踏まえたうえで、気分屋と付き合う際には↓の3つを意識しておくと良いでしょう。
- 相手の気分に支配されない
- 時間の経過を見守る
- 余計なことは言わない
↑を意識しつつ、感情的にならず、できるだけ冷静に対処します。
では、かんたんにひとつひとつ掘り下げていきますね。
相手の気分に支配されない
気分によって言動がコロコロ変わる気分屋さんですが、振り回される側としては迷惑極まりないわけで、どうしても相手の発言や態度が気になってしまうものです。
しかし、ここで感情的になってしまうと相手のペースにこちらが巻き込まれてしまいます。
一度、相手のペースに巻き込まれてしまうと相手の一挙一動に感情が揺さぶられてストレスを覚えるので、結果的に振り回され続けるというわけです。
相手の言動を冷静に観察して、いちいち発言のひとつひとつを真に受けないことも重要です。
また、相手に対して下手に同調したり、機嫌を取るのも避けた方が良いでしょう。
同調行動は連鎖しますからね。
とくに職場の上司が気分屋だったりする場合は、下手に同調すると全体に悪影響を及ぼす可能性もあります。
決して深入りせずに、冷静さを保つことで適切な距離を取ることができます。
時間の経過を見守る
感情というのは時間とともに揺れ動くもので、気分屋と呼ばれる人たちも短期間で感情が上下する傾向が強いので、時間が経てば落ち着く場合も多いわけです。
とりあえず下手に反応せず、相手が落ち着くのを黙って待つというのもひとつの対処法です。
とくに感情の起伏が激しい女性なんかは、時間の経過を見守って相手が冷静な状態になるまでは下手に話をしない方が良い場合も多かったりしますからね。
余計なことは言わない
気分屋さんの発言というのは、思いつきで一貫性がなく、整合性が取れていないこともあって、思わず反論したくなる場合もあるでしょう。
しかし、相手の機嫌が悪い時に余計なことを言ってしまうと火に油を注ぐ結果になってしまうものです。
また、相手が上機嫌な時にわざとらしく持ち上げたり、媚びたりするのも良くありません。
相手は気分屋なので、持ち上げられたらその場ではさらに上機嫌になるかも知れませんが、結果的には勘違いさせて調子に乗せてしまう可能性も考えられます。
物申したくなる気持ちもわかりますが、やはり余計なことは言わない方が無難なんですよね・・・。
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友達が気分屋で困っている場合
友達が気分屋で言動がコロコロ変わるから困るという人もいるのではないでしょうか?
もちろん私の周囲にも気分屋の友達が何人かいます。(私も気分屋なんですが・・・)
たしかに煩わしい人間関係とは、できるだけ距離を置くというのもひとつの対処法としては有効です。
しかし、私の場合、親しい友人においては多少気分屋なところがあっても、距離を置くことはほとんどありません。
たしかに相手の気分によって振り回されることもあったりするわけなんですが、それはあくまでその人の短所でしかないと思っています。
人間なので短所もあれば長所もあります。
なので、短所を拡大解釈し過ぎて相手の人格を否定することは決してありません。
相手の長所もたくさん知っているので、気分屋でも許せるんですよね。
とくに女性同士の場合は、お互い気分屋だったりすることも多いですからね。
気分によって言動がコロコロ変わっても、相手の長所を見出すことができれば案外許せるというか・・・。
私の場合、そんな感じで親しい友人にはこれといった対処法はありません。
相手の短所を指摘するよりも、受け入れること、許容することが大事だと考えています。
正しさよりも優しさみたいな感じですかね?
まとめ:気分というのは理屈ではどうにもならない
気分というのは感情の動きでもあるので、理屈ではどうにもならないという人も多いと思います。
だからこそ自制心が大事なんですけどね。
もし自分が気分屋だと自覚しているのであれば、まずは自制心を高めることが重要です。
以上を踏まえて最後に要点をまとめましょう。
- 感情的にならず、冷静に状況を把握
- 人に嫌われる原因はあくまで「気分屋×性格的な問題」であり、人間性の占める割合に注目
- 相手の気分に支配されない
- 時間の経過を見守る
- 余計なことは言わない
- 気分屋は短所に過ぎない
しかし…こうしてあらためて考えると、やはり気分屋ってめんどくさいですよね~?
もし家族や友達に気分屋な人がいて、深刻な悩みを抱えているようでしたら、こういったサービスを利用してみるのも良いかもしれません。