こんなところに原爆が (32) ~ NHK 北九州局の取材がよかった話

20240614 13:30前後のNHK総合のニュース番組で、地方局からの話題。

北九州局の背戸ゆずか記者。

 

食べ物とか学校の話題かと思ったら、親子の話題という。

小さい子かと思ったら、そうではない。

 

1945年広島で被曝した小学生。

その小学生が母になり生まれたのが取材された女性。

 

お母さまは、女性が3才の時に亡くなった。その闘病記。「かえらぬ鶴」
そのお母さまの記憶をたどって歩く様子を丁寧に追っていく。

幼い娘を残して亡くなるその気持ちを想像する。

 

ウクライナ他きな臭い動きがある中。
「核へのハードルが低くなっている」と今をとらえて言葉を紡がれる。
そんな時期、広島訪問への声がかかりリニューアル後初めて資料館を訪れる。


そしてそこで見るものに母を重ねる。

お母さまが通っていた小学校を訪ねる。
被爆した木が残っている。
幹の大きな穴を見ながら、「母や叔父もこの木を見たんでしょうねぇ」

 

語り継いでいきたい。伝えなければ。

自分と同じような人達がこんな目にあった。
「こんな風に幸せが壊れるということをよく考えて欲しい」

 

よく考えたら、果たして何を行うべきなのか。

 

 

●自分と同じような方が同じような感じ方で、こんな体験をしこう考えている。

 共感はなはだしい取材でした。

 

 

 

九州での放送分だけがWEBで確認できました。そちらを↓に貼ります。

全国分は6/14放送分は、掲載なし。

 

www3.nhk.or.jp

 

 

  翻译: