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 ねこねこです。2015年に買った一般NISAの非課税期間が2019年末に満了となります。

NISAが始まったのは2014年ですが、初年度は様子見して手を出しませんでした。NISA口座を開いて買い始めたのは2015年6月からです。

非課税期間満了を迎えた一般NISAの金融商品の処理には3つの選択肢があります。

1.ロールオーバーする
2.課税口座に移す
3.売却する

順に、それぞれの選択肢の内容を整理しました。

1.ロールオーバーする
一般NISAの非課税期間は5年ですが、ロールオーバーすることであと5年延長できます。

一方、ロールオーバーした分だけ2020年のNISA枠は減ります。もし120万円なら2020年はもうNISA口座では何も買えなくなります。

2.課税口座に移す
課税口座に移した時は2019年末の評価額が買った価格として扱われます。例えば100万円で金融商品を買い、それが5年の間に20万円値上がりして120万円になっていても、120万円で買ったように扱われます。このとき売却しても利益は見かけ上無いので、課税もされません。
そして、ロールオーバーによって2020年のNISA枠が減ることも避けられます。
もっとも売却時に損益が0のままタイミングよく売ることは難しいでしょう。

3.売却する
非課税期間のうちに売却してしまえば、当然非課税です。しかも2020年のNISA枠にも影響しません。


この売却について、不明な点があったのでNISA口座を開いている楽天証券に電話で聞いてみました。

2015年にNISA口座で買った金融商品
2015NISA

購入・換金手数料なしの投資信託を積立しているのですが、投信の解約画面では、全部解約か一部解約かの2つの選択肢しかありません。これでは2015年分だけを売りたいときはどうするのでしょう?

投信の解約画面
国内債券インデックスファン


答えは単純でした。投信の売却は古い順に行われるそうです。つまり2015年分だけ売りたければ、2015年に買った口数を売却すれば良いのです。


結局、ねこねこはNISAをどうするかと言うと、いまのところ、<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドとトレンド・アロケーション・オープンは売却して、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドはロールオーバーしようかと考えています。

理由は過去記事で計算したように債券ファンドはあまり利益がでません。実際最近は積立は停止して、代わりに個人向け国債を買っています。トレンド・アロケーション・オープンはNISA口座を開くときタダで貰いましたが、金額も少ないのでプラスのうちに売ってしまおうかと。

トレンド・アロケーション・オープンの名誉のために申し添えますが、下のチャートのように値上がりは緩くはありません。単に自分で買ったインデックスファンドのように積立していないだけです。

トレンド・アロケーション・オープン1年のチャート

トレンドアロケーションオープン

楽天証券では今年から手続きがWEBで完結できるようになりました。ネット証券なら、こうでなければいけませんよね。
ロールオーバー

まだ時間はありますから、もう少し考えてみます。

では、最後まで読んでくださってありがとうございました。

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