<< あらすじ >>
無差別殺傷事件を引き起こした犯人の父親を主人公に、腐心して築き上げた理想の家庭が、ふとしたことから歯車が狂いはじめ、壮絶な崩壊の道を辿っていくさまを鮮烈に描き出した衝撃の家族ドラマ。親から引き継いだ金物屋を営む葛城清。美しい妻・伸子と2人の息子に恵まれ、東京の郊外に念願のマイホームを建てることもでき、思い描いてきた理想の家庭が完成したかに思われた。しかし清の理想への執着が、いつしか家族を抑圧的に支配してしまっていた。従順に育ってきた自慢の長男・保は会社からリストラされたことを誰にも言い出せず、デキの悪い次男・稔はバイトも長続きせず、“一発逆転”を夢みている。そして清に一方的に言われるがままで、耐え忍ぶことしかできなかった伸子は、ついに不満が爆発、稔を連れて家出してしまうが…。 (by allcinema)
***********************************************************
父親だけが悪いのか? 率直な私の意見。
私の両親は昭和10年代生まれなので、もっとひどい父親の家庭の同級生をいろいろと知っている。私の父もワンマンだったし、ビンタをされたこともある。
だからといってその子供が事件を起こしたという話は聞いたことがない。
この映画を観ていて父親(三浦友和)にも同情してしまった。
きっとこの父親もそういう父親に育てられたんだろうなーって思う。
中華レストランでのクレームとかはひどすぎだったけど。
「子は親の鏡」って言うけど、親に教えられたことやられたことは自分の子供にも教えたりするものだし。
あ、そっか! 私が感じた私の周りにもいた家族でも、こういうことが起きるんだよーと監督は言いたかったねと観終わったあとに、憂鬱な気分が残る中思いいたった。
でも1つわからないのが、田中麗奈の役の女性。
獄中結婚したら次男を救うことができるんだろか?こういう女性の心理が全然理解できない。
田中麗奈の演技はすごくよかったけど、この女性はこの映画に必要だったのかな?というのが素朴な疑問。
ストーリーは淡々と進められていくのが余計に恐さを感じさせました。
⇓ポチっとお願いします (*´ー`*人)
- 関連記事
-
コメント